就労支援が始まりました。
初日に事業所を訪れて契約を結び、二日目からは在宅で支援を受けました。
まず、何が出来るのか、確認する。
契約を結んだ事業所では400個ほど、就労支援のためのプログラムがあります。いきなりそのプログラムを学ぶのかと考えていたのですけれど、まず、今のわたしが就労にあたって何が出来るのか、という確認作業をすませました。
一時間くらいかかったかな。A4用紙5枚にずらりと並んだ項目をチェックしていき、自分がどの程度できるのか、書いていくのです。このとき、自分が障害者なんだなあと強く意識しました。今のわたしでも当たり前だと感じる、言葉を飾らずに言えば簡単にできる行為も確認内容に加わっていたからです。
正直に言えば、「できる」と断言したい項目はいくつもありました。
ただ、病状が悪化したら、それらの項目はできなくなります。だからワンランク抑えた答えを選びました。そうして項目を進めていくにつれて、まず病状を悪化させないことが大切だと改めて感じました。
わたしにとって病気は、天災のようです。
もちろんお医者さまや看護師さんから見れば、ストレスだったり服薬だったり、いろいろな要因がわかるのでしょうけれど、病状が悪化する理由ってわたしにはわからないものだから、悪化してしまったら引きずらないように休息をとる。そうとしか対処できなかったけれど、もっと、病気の悪化を予防する行為を、前向きに考えていかないといけない。そう感じましたね。
猫に人間の都合はわからない?
おおむね、問題なくやり過ごせた就労支援なんですが、ちょっと困ったことがありました。猫ちゃん。かわいい、かわいい、わたしのひめちゃんが、オンラインでの支援に違和感を覚えているらしく、盛んに鳴くのです。ケージに閉じ込めていたら、もっと激しく鳴く。
そうだよね。今まで自由に過ごしていたものね……。
ですからオンラインの、こちら側の音声は向こうに聞こえない設定にして、支援を受けました。さいわいにも問題は発生しませんでした。これからもプログラムを受けていきます。そのときも今日と同じようにひめちゃんは鳴いてしまうのかなあ。うーん、早く慣れてくれることを祈るしかないのかな。
時々、SNSで見かける「猫ちゃんがオンライン会議に乱入する」という事態を体験しました。うーん、ケージに閉じ込めても激しく鳴くばかりで効果が薄いんですけれど、皆さん、どうしてらっしゃるんでしょう。ミュート機能フル活用かなあ、やっぱり。いやいやいや、会議にならないよね、それ。
ちなみに今は、大人しく、わたしのそばの棚の上で丸くなっています。うん、午前中が元気いっぱいだったから、疲れてしまったのかもしれません。わたしが新しく始めた作業に、驚き警戒しているだけだと思うんですけれど、……猫の生態に詳しい友人に相談してみるか。
午後はぐったり、夕方は趣味に。
就労支援が終わった後、後回しに回した家事を終わらせました。お昼ごはんも簡単にすませたところで、ぷっつり緊張がほぐれました。うーん、就労支援って思った以上に体力使うのかも。
ですからちょっと横になって休んだあと、趣味の時間を持ちました。
まずは読書、そして趣味の学習。
物語の執筆はね、朝食を食べて、就労支援が始まるまでの時間に終わらせておいたのです。や、どんなに疲れてても毎日執筆時間を持つと決めていたのですが、どうせなら早起きして、本格的に疲れる前にやっておいた方がいいかなあと考えついたのですよ。続けられたらいいんですけど。いや、続けなくちゃなんですけれど!!
ちなみに毎日、どのくらい書くのかと申しますと、800文字以上と決めました。続けることが大切なんだから、少しでも書けたらよしとしよう。そんな自分を認めていこう、と考えたのです。同人誌の小説を書き始めたかたが、執筆の練習方法として、「萌えやアイディアを箇条書きにする」「1つのアイディアだけ使い800字以内というルールで短い小説を書く」という方法を掲げていらしたんです。その方法を続けるうちに気づいたことはどんな話でも「最後まで書き切る」ことだとも書いてありましたね。
この方法がすごく頭に残っていて。だからわたしは今回、執筆練習を続けるにあたって、800字以上毎日書こう、と考えたのでした。短編を書き終わる、というより、一場面を書いていく、という感じになっていますが、とりあえず続いているよ! と自分を励ましています。これまでの悪癖が出て、書けなくなる時もありますが、そういう時は、駄作でも書いてしまえ、書いて駄作だと感じたら消してしまえ、とも言い聞かせています。そんな心構えでいいんじゃないかな、と思ってます。書くことが大事。
新しく始まった生活リズム、崩さないように気をつけていきたいですね。
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