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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

ミサンガ。

就労支援の特別プログラムに参加してきました。

今回のプログラム内容は、ミサンガ作成!

これまでの人生に通り過ぎることがあっても作ることはなかった。

だからいそいそと参加したのです。

目次

ミサンガとはなんぞ。

もともとはポルトガル語で、刺繍糸を手首や足首に巻き付けるお守りなんだそう。糸が切れると願い叶うとされている、という説明を受けて、「そういえば耳にした記憶あるなあ」と思い出しました。日本では1990年代、Jリーグが始まったころ、サッカーで有名なブラジル人が多く身につけていたことをきっかけに、サポーターたちから次第に知られるようになったのだとか。

確か学生時代ですよ。そういうおまじないっぽいのが流行ったような?

でもわたし、ミサンガはスルーしていたように感じます。クラスの女子が作っていても、「ふーん」で済ませていたような。うーん、記憶が曖昧だからその辺りが正確かどうか、自信がない。とにかくこれまでに作ったことはない。それは確かだと思う。変ねえ、おまじないとか占いにも、興味を持っていた人間なのに、どうして興味を惹かれなかったのかしら。サッカー由来だから??

なぜミサンガ作りが今回、就労支援で取り入れられたかというと、指を動かす訓練になるからです。確かに実際に作ってみて、けっこう指を使うなあ、と感じました。こう、糸が4の字になるように指を動かすのですよ。プログラムの時間は二時間なんだけど、完成するかどうか、ヒヤヒヤしましたね。でもとりあえず、手首に巻きつける大きさにはなってくれたから、完成とさせてもらいました。

大好きな緑色を使った、初ミサンガ。なかなかの出来栄えでしょ?

今でもよく読んでいるWEB小説「白豚貴族だったどうしようもない私に前世の記憶が生えた件(書籍:白豚貴族ですが前世の記憶が生えたのでひよこな弟育てます)」にも登場していたから、以前から興味を持っていたミサンガを作ることができて、満足です。

やー、なかなか達成感のある、集中した時間を過ごすことができましたわ〜。

寄り道して、栄養士さんが作る料理を食べた。

でね、特別プログラムのために事業所まで行ったのですよ。電車で片道50分くらい。そして12時までプログラムがあったでしょ? すでにお腹が空いちゃって、自宅まで食事を待てませんでした。

だからついでに、お昼ごはんは外食したのでした。

ダイエット中でも食べられる、美味しい外食に心当たりがありました。管理栄養士さんがPFCバランスに気をつけて作る料理を食べられるレストランがあるのです。そう、以前にも書いたレストランです。「電停のレストラン&バー アルバ」に行ってきたのですよ。

鶏もも肉のコンフィ

そうして、これまた初めて食べる、鶏もも肉のコンフィをいただきました。

今月の限定ランチが、鶏もも肉のコンフィと特製ピザだったのです。ピザにも惹かれましたが、コンフィという料理をこれまでに食べたことがないから、注文しました。

ええとね、これだけ食べて、カロリーは593kcalです。タンパク質は19g、脂質は27g、炭水化物は48gという栄養バランス。ダイエット中にはありがたや〜となるバランスです。

ちなみに、コンフィとはフランスの伝統的な料理だそうです。食材を低温の油でじっくりと数時間かけて煮た料理で、同じように油を使って作るアヒージョとは違う料理です。アヒージョはスペイン料理で、おまけに刻みニンニク入りの、高温のオリーヴオイルでさっと煮る料理だから、対照的ですよね。

わたしが食べたコンフィは、あっさりしているなあと感じました。それでね、驚くほどやわらかいんですよ。表面をカリッと仕上げることも多いそうですが、今回いただいたものはやわらかさを強く感じました。そうして油をたくさん使ったとは思えないほど、あっさりしてて美味しい。

うーん、フランス料理侮りがたし。コッテリだけが持ち味じゃないのねえ。

そういえば以前、クックパッドで見つけた家庭料理、梨のタルトもあっさりしてたなあ。タルト生地を作って、果物と生クリームをのせて焼くだけ。手の込んだ料理だけじゃないんだわ、フランス料理って幅広いなあという思いを改めて味わいましたねえ。もっといろいろ食べてみたいです。

誰か作ってくれないかなあ、とは、誰しも思うこと?

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