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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

不安、ときどき、期待。

就労支援事業所から連絡が入り、手続きのためのあれやこれやを決めました。そう、希望する事業所を決めましたが、実際に訓練を始めるまで、済ませなければならない手続きがあるのです。

目次

これから受給者証の申請をする。

わたしが受ける就労支援は、障害者総合支援法に定められた福祉サービスです。今回、初めて支援を受けます。その場合、受給者証の申請が必要になるのですね。ここからの流れは。

1・申請書類への記入
2・市区町村の職員による、認定のための面談
3・サービス利用計画の作成
4・受給者証の暫定支給が行われる

という流れになるそうです。だからまず、今週、申請書類を記入して提出し、来週に役場に出向いて面談を受ける予定になりました。具体的な日付も決まり、今、とてもドキドキしています。

認定を受けられたらいいけれど、もし受けられなかったら?

そう考えると怖くなって、ついつい、読書や想造に逃げ込んでいます。知らない知識をゲットしたり、物語の展開について想像していると、不安が和らいで心が落ち着きます。

他には、規則正しい生活を心がけてみたり。

や、病気を再発させたくないから、もともと規則正しい生活を心がけているんですけれど、この連休はいつも以上に、規則正しい生活を意識していましたね。

わたしの規則正しい生活は。

さて、統合失調症を再発させないために心がけている、わたしの規則正しい生活とはこんな感じです。

  • 7時:起床。身支度を整えたら飼い猫と地域猫にごはんをあげて、朝食。
  • 8時:家事。とても簡単に、掃き掃除、風呂掃除、洗濯、ゴミ出しを済ませる。
  • 9時:ブログを書いたり勉強したり物語を想像したり。
  • 12時:昼食。
  • 13時:ブログを書いたり勉強したり物語を想像したり。
  • 17時:夕食。
  • 20時:入浴。夏でもしっかり湯船に浸かる。
  • 22時:就眠。

大雑把に書きました。基本はこんな感じですけれど、買い出しなどで変更になります。あるいは体調が悪かったら、長時間、横になることもあります。翌日が休日なら夜更かしすることも。

や、仕事をしていない身には休日も平日もありやしません。でもいくらでも不規則にできる状況だから、世間のカレンダー通りに動けるようにしています。不規則な生活をして、これ以上、太りたくもないですしさー。

ちなみに、この生活が統合失調症の再発防止になるのかどうか。

率直に言います。わかりません。ただ、20年以上この病気を患ってきた経験則から、ちゃんと薬を服用し規則正しい生活を送れば再発は防げる、という持論に落ち着いているだけです。

わたし個人が、そういう感覚になっているだけ。

事実、規則正しい生活を送っていても、衝撃的な出来事が発生したら、いっきに病状は悪化します。前回、入院するほど病状が悪化したきっかけは、実母の死でした。いま、家族としてかわいがっている飼い猫を喪ったら、再び病状が悪化するかも、と恐れる気持ちもあります。

就労訓練を受ける余地はあるはず

話題を戻しましょう。

わたしが利用を希望している就労訓練事業所では、9時から15時までを訓練時間とします。

朝礼から始まり、いくつかのプログラムを受けて、日報を書いて終わり。これまた規則正しいですけれど、この時間割も訓練の一環なのですね。通所も通勤に慣れるための訓練なのです。

そういう説明を受けて、ちょっとホッとしました。

なぜなら、現在の生活と重なる部分があるから、導入しやすいと感じたのです。だから就労訓練を受け入れても、大きく生活が変わることもないはず、と考えました。もっとも就労訓練の段階で生活は変わらなくても、万が一にでも就職できたなら、生活は変わります。

それを思うと不安でいっぱいになります。

生活が変わることによって、病状が悪化したらどうしよう、という不安です。

ただ、これは考えてもしかたない。数日前、コメントをいただきました。「飛び込んでしまえば、案外泳げるようになる」----うん、とても心に響いた言葉です。

その言葉を励みに、この流れを活かしたいですね。

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