物書きは楽しい、物書きはしんどい。

    ここ数日、趣味の物書きができていました。

    新しい物語ではなく、書き直しのほうなんですけれど、九回目になるかな。1から書き直して、なんとか31000文字まで書くことができました。でも今日、続きを書こうとしたら止まってしまったんですよねえ。

    プロット、あらすじの段階で書き直しするときに「こうしよう」「ああしよう」と決めていたはずなんですが、書いていくとだんだんプロットから離れていきます。その結果、「これじゃおかしいんじゃないかな」と思いついてしまって、書けなくなったのでした。

    こういうとき、どうしたらいいんだろう。

    頭を抱えて、でも抱えてばかりではいられず、家事のあれこれを片付けていました。ゲームも遊んでみました。頭を軽くしようと努めて、でも思いつかないまま、こんな時間になったわけです。

    物書きって楽しいです。

    スイスイ書けているとき、頭の中の出来事を文字にしていく時はとっても楽しいです。それこそ他のゲームや漫画を楽しんでいるときには得られない楽しみがあります。自分の中にだけにある物語を描く喜び。だからやめられないんだなあと実感するひとときです。

    物書きってしんどいです。

    ぴたりと書けなくなったとき、頭の中の出来事がただの黒画面になったとき、悲しくてたまりません。先程まではあんなに生き生きとした物語が再生されてたのに、どうして停止ボタンが働いちゃったの? 切なくて苦しくて、物書きから離れたくなるときです。

    でも離れられないまま、長年続けてきたわけなんですけれど。
    離れたいと言いながら、続きを書ける方法を探しているわけなんですけれど。

    とりあえず、長年、こういう事態を繰り返してきました。
    その結果、学んだことは「思いつめたらあかん」ということです。

    もう一度、プロットノートを読み返してみよう。
    もう一度、書いてきた文章を読み返してみよう。

    それでもダメなら、散歩に行こう。遊んでみよう。気分転換しよう。

    他の誰が見放しても、わたしだけはわたしの物語を見放さない。

    だからこのブログを書き終えた後、また物語に向き直ってこようと思います。

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