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公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

たくさんの漫画を購入。

先日、WEB小説に夢中だという記事を書きました。その時に幾つかの本を購入したとも書きました。今日はそれらの本について感想を書こうと思います。

目次

異世界の沙汰は社畜次第

苦手な方もいらっしゃるかもしれませんから、最初に書いておきましょう。こちら、BL漫画です。元は「ムーンライトノベルズ」に掲載されていた小説ですが、のちに書籍化され、コミカライズされています。そのコミック版を今回、購入しました。

----近藤誠一郎29歳は昼夜問わずの社畜生活を送っていたが、ある日、聖女召喚に巻き込まれて異世界に飛んでしまった、が、引き続き異世界でも王宮経理課で働く決意をしてしまう。王宮財政の立て直しにも乗り出すなか、第三騎士団団長との距離も縮まり?

というお話です。わたしはですね、このお話のどこが好きかと申しますと、どこに行っても変わらない主人公の有様です。目的もなしに異世界に召喚されてしまったら、そりゃそうなるよね、という意味で納得したのですよ。そうして働き始めた主人公はとっても有能で、かっこいいから惚れ惚れとします。栄養剤を飲んでぶっ倒れるところを見かけてしまって、放りだせなくなった第三騎士団団長の有様も見ていると、「ぷくく」と吹き出してしまう。

そんなわけで好みの漫画だから購入してしまったのですね。現在、3巻まで発売されてますが、小説の量を見返したら、あと一冊は続くんじゃないかしら。もちろん購入する予定です。コミカライズを担当された漫画家さんがとても上手でいらっしゃるから、楽しみなんですよねえ。

私はご都合主義な解決担当の王女である。

こちらはBL漫画ではありません。ラブコメです。でもBL世界に生きる王女さまの物語だから、これも要注意になるかし、ら?? この物語でわたしがときめく要素といったら、王女さまのラブコメ部分なんだけどなあと思いつつ、いちお、要注意と付けておきましょう。

----腐女子だった主人公が生まれ変わった先は、前世で夢中になっていたBLファンタジー小説「高潔の王」の世界。その小説に登場する王女オクタヴィアになってしまった主人公は、前世と違って、兄と恋人(男)を素直に応援できない。なぜならBL世界におけるお世継ぎ問題の解決要員となる王女だから。イケメンはほとんど男とくっつく世界で愛のある結婚を模索する王女オクタヴィアの恋愛ファンタジー。

こちらも「小説家になろう」サイトに掲載されている小説です。ビーズログ文庫にて書籍化され、コミカライズされています。でね、今回購入した本は、小説の最新刊とコミックの3巻と4巻。そう、コミックス1巻と2巻は以前に購入していたのですよ。

その時にも感じたことですが、わたし、主人公に共感しまくりなんです。なぜって「高潔の王」主人公CPでもある兄とその恋人は、お世継ぎ問題について考えてないんですもの。それなのに王宮のあちこちでイチャイチャして、挙句、お世継ぎ問題について追求した主人公に対し、「愛するもののいないお前にはわかるまい」と言い放つ。何様だおまえらーと読んでいて思いました。激昂した主人公に同調しましたとも。同調するついでに、この主人公、是非とも愛し合う恋人を見つけて、この兄たちをギャフンと言わせちゃいないよ、とも思ってしまいましたねえ。

そんなわけですから、続きをウキウキしながら待っていたのです。どのくらい楽しみに待っていたかと申しますと、「いくら払ったら続き読めるかなー」と考えたくらい。この小説は「小説家になろう」にて連載中なんですよ。完結してないから、本当にもどかしくて、続きが気になって日常の支障が出るほど。ブクマした掲載ページに日参していますよ! だけど、いずれ完結するだろうから、楽しみに待っている物語です。

魔法世界の受付嬢になりたいです

こちらはごくノーマルなファンタジー世界の物語です。「小説家になろう」サイトにて掲載され、完結し、書籍化されてコミカライズされた物語です。わたしがこの物語を知ったきっかけは、コミックだったかなあ。主人公と好敵手の関係が気になってね、原作を読みたいと考えて、ネット検索したところ、物語が完結している事実を知り、合本版で原作小説を一気に購入したといういわくがあります。

----魔法のある世界で、主人公にはなりたい職業があった。それはとある場所の受付嬢。でも受付嬢になるには超一流の魔法使いにならないといけないと両親から言われ、主人公は一生懸命、誰にも負けないように頑張り、その受付嬢になれたが。

この物語でどこに惹かれるかといえば、主人公の頑張りはもちろんなんですけれど、その主人公と好敵手の関係ですね。顔を合わせれば言い合いを始める関係なんですけれど、ほのかにラブがあるような気がして目が離せなかったんですよ〜。ええ、好みなんです。あからさまにラブじゃなくて、ほのかに漂うラブ加減が。

だから原作の小説だって一気に購入しました。そうして完結した物語に心置きなく満足して、続いてコミカライズも購入しました。たどり着く先がハッピーエンドだから、安心して読める物語でもあります。ただ、このコミックスの調子だとハッピーエンドまでたどり着くにはまだまだ巻数が必要かも? でもいいの、楽しみに待ってます。

終わりに。

というわけで、わたしが先日に購入した漫画について、書いてきました。

もうね、どれもこれも、読んでいてとっても楽しくなる漫画なんです。まあ、いずれも最終巻というわけではないから、「続きが気になる〜!」という状況になるわけですけれど、それでも読んでいて幸せになれるコミックスだから、購入して悔いなし。

欠点があるとしたら、読み終えたあと、しばらく続きを読めないってことくらいですよ……。や、購入した本が最新刊だからね、それが当然なんですけれど、続きが読みたい、ってなるんですよねえ。はああ、魅力的な漫画ってこういう時に困ります。

まあ、でも未来への楽しみの種がまた新たにばら撒かれたということで、気長に待っていましょう。

魅力的な物語を生み出してくださった関係者の皆さん、本当にありがとうございました!

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