朝、妙に体をだるく感じました。だるくて眠い。ウォーキングも面倒だなあと感じる状態だったから、今日はゆっくり、家で過ごすことを決めました。
でね、ちょうど材料を揃えていた、憧れの料理を作ることにしたのですよ。
ポーチドフィッシュ
わたしが今日作った料理は、ポーチドフィッシュ。日本において、ポーチドエッグはよく知られてますけれど、ポーチドフィッシュはそれほど知られてないのかな。Wikipediaに解説ページがありません。ただ、ネットで検索したらいくつかのレシピが出てきます。
ちなみに、わたしがこの料理を知ったきっかけは、以前にベストセラーになった「フランス人は10着しか服を持たない」という本です。もっともこのシリーズは三冊ほど発行されていて、どの一冊に書かれていたのか、残念ながら覚えていないのですよね。
著者のジェニファーの生き方を変えたというフランス人女性、マダム・シックがお友達にもてなし料理として出した、とは記憶してました。だからね、おもてなしにも使える、とっておきな料理なんだなあと感じて、食べてみたいと願っていたのです。
そうしたら、今週、買い出しに出かけた時に鯛の切り身が三枚で500円だったの! これは買いだ! と考えて、ついでにポーチドフィッシュへの憧れも思い出して、ポーチドフィッシュの調理を決めたのでした。いくつかあるレシピを見て、ひとつのレシピに決め、必要な材料も合わせて購入しました。セロリ、レモン、グリーンオリーブ、ケッパーなどなど。

ポーチドフィッシュのポーチドは、「熱湯に落として形を崩さないように茹でる」という意味だそうです。グラグラ煮立てずにゆっくり火を通すから、形が崩れやすい魚でも簡単に調理できるというわけですね。わたしが参考にした上のページでは、セロリの葉やレモンスライスを入れたハーブ湯で白身魚を茹でます。そうすることで、魚の臭みを消すのね、多分。
それからこのレシピはディルを使うレシピでしたが、そのディルはスーパーにありませんでした。だから代用としてパセリを使ってます。風味が損なわれるとわかっていたのですけれど、ないものはしかたなかった! 乾燥ディルもなかったのですよ。だから紹介されたレシピ通りにならないだろうなあと予測しつつ、今日のお昼ごはんに用意したのでした。

盛り付けがビミョーな点はどうぞご容赦ください。購入してきたひじきと豆のサラダとサラダリーフ、それから玄米と野菜スープとで食べたのです。ナイフとフォークで食べればよかったかしら? でもこれが我が家流なのです、えっへん(開き直った)
味付けはですね、美味しかったですよ!
さっぱりしていて、食欲もビミョーだったわたしがパクパク食べていたもの。ハーブ湯に少し塩を入れてるから、魚自体にささやかな塩味がついています。どちらかといえば素材の味を生かした料理なんじゃないかな。今日、わたしはパセリを使ったから、レシピが指示する風味と違う料理になってしまったところが残念かも。でもレモンの風味が良かった。
これは、ディルが店頭に並んだ時に再チャレンジしたいレシピですねえ。ソースにパセリを使ったと書いたでしょう? だからなのか、ソースの風味が弱い印象があったの。ディルだったらもうちょっと違う料理になってたんじゃないかしら。
パンナコッタ
もうひとつ、張り切って作ったデザートがあります。
ええ、同じように本を読んで見かけたデザートです。ブランマンジェ。フランスのお菓子ですね。そのブランマンジェを作ろうと考えて、生クリームを購入していたのですよ。でもなんだかんだと忙しかったから、結局、今日になるまでに作れなかったのですね。
そうして、ついに作ったのです。
ただし、実際に作ったものは、パンナコッタです。なぜブランマンジェからパンナコッタになったのかと申しますと、アーモンドを購入し忘れてしまったから! うっかりに気づいたのは今日なのですよ。体調が微妙な今日だから、再び買いに行くのは面倒だった。そして生クリームの消費期限は迫ってる……。
だから参考にするレシピを見直して、作るデザートをパンナコッタへと変更したのでした。
ちなみに、両者の違いは。
ブラマンジェ:フランスのお菓子。アーモンドで風味をつける。
パンナコッタ:イタリアのお菓子。バニラやラム酒で風味をつける。
サイトによって記述がいろいろと違うのですが、わたしはこのように理解しました。作り方はとても似てるんですけどねえ。風味のついた牛乳をゼラチンで固める、だもの。
あ。そうそう、これを書いておかないと。
牛乳に砂糖を入れて煮詰めるとき、決して黒砂糖を使ってはいけません! なぜなら黒砂糖のミネラルと牛乳のタンパク質が結びついて、分離してしまうからです。
ええ、やらかしました。黒砂糖の消費期限が切れそうだからひらめきで使ったのですよねえ。そうしたら分離して、とってもびっくりしました! さいわい、牛乳を多めに用意していたから作り直すことはできましたけれど、もったいなかった〜!!
でもひとつ、賢くなったと前向きに考えることにします。

コーヒーと一緒にいただきました。これもまた美味しかった!
フルーツソースは用意しませんでしたよ、だって単体で十分甘かったんだもの。コーヒー飲みながら食べると、うま〜でございましたわ!
カロリー? なんのこと?
さて、ダイエット中のわたし。アプリ「あすけん」に食べたものを記録する段階になって、ふっと真顔になりました。今日食べたカロリーってどのくらいだろ、と考えたのです。
ポーチドフィッシュのカロリーはあすけんではわかりませんでした。まあ、メジャーな料理ではないからなあ。でも高くはないと思います。なぜって茹で料理だもの。ソースにしたって、グリーンオリーブ、ケッパーとパセリを刻んでレモン汁とオリーブオイルで混ぜただけ。そんなにカロリーが炸裂するものじゃないと判断しました。
問題は、デザートかな。
何気なく作ったパンナコッタですが、カロリーは高かったのです。もちろん、物にもよって違うのですが、一般的には200kcalを超えるのですよ。牛乳と砂糖、生クリームとゼラチンを使った、とてもシンプルなデザートなのにいいい、と悲鳴をあげたくなりましたが、だからだろうなあ、とも想像がつきました。生クリーム、特に脂質が高そうですものね……。
でも今日はいいことにします。
うん、まあ、体調がビミョーだったから運動もできてない身上として、ちくちくと後悔が胸を指すんですけれど、でもこんな日もあってもいい。
そもそも間食をとっている時点で、ダイエットを中断したようなものなんだから、それならせめて、翌日の体重減少ではなく体重維持できるように、夕食を調整しましょう。間食食べて、夕食を調整なんて、ダメダメなダイエッターな感じがするけれど、あえて目を瞑ろう。
そんなこんなで、1日が終わろうとしているわたしでございました! どうかどうか、明日は調子がいい日でありますように。心置きなく、間食を食べないでいられる1日でありますように。(作ったパンナコッタはまだ残っているけれどね)
コメント