ビブリオバトル。

昨日に引き続き、今日も就労支援を受けています。

もっとも昨日は在宅だったけれど、今日は通所です。公共機関を利用して、事業所に向かいました。

今日の特別プログラムは、ビブリオバトル。

ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。2007年に京都大学で始まった読書会です。参加者はそれぞれ自分が推薦する書籍をプレゼン方式で紹介し、どの書籍をいちばん購入したくなったか討論する、というもの。

うふふ、わたしも大好きな本を持って行きましたよ〜！

どの本を持って行ったのかと申しますと、2024年に最新刊が発売された和菓子のアンです。

いただいた制限時間内で、どのように語ればこの本の魅力を伝えることができるのか、考えながら原稿を書きます。そして5分という持ち時間で書いた原稿をもとにプレゼンします。そのあと2〜3分、発表者への配慮をしながらディスカッションするというもの。プレゼンや他人への配慮スキル、自己発表スキルを鍛えられるプログラムなのですよ。

最終的に、みんなが購入したくなった書籍を選ぶのですが、残念ながら「和菓子のアン」は選ばれませんでした。うーっくっく、己の力不足がもどかしいっ。でも選ばれた書籍は太宰治先生の「葉桜と魔笛」でございましたから、納得です。太宰先生の本にはやっぱり、時代を超えた魅力があるのですよ。

え？　自費出版した本を紹介しなかったのかって？

－－あのですね、自費出版した本の内容に、自信はあります。素敵な編集さんたちに恵まれたおかげで、書いた自分でも大好きな書籍になってくれました。事実、お出かけのたびに持ち歩いているほどお気に入りの一冊になってくれました。ええ、とってもしあわせですし、本当に嬉しいです！

でも就労のためにいろんな人が訓練している事業所で、「自費出版しました〜」と言って自分の書籍を紹介するのは、ちょっと違う気がするのですよ。

だから紹介はしなかったのです。いつものように、カバンに忍ばせておりましたけれど。

……近々、インスタグラムに書籍の詳細について投稿しようかなあとは思っております！