008:ゴーストと飛行術と隠れ部屋と。

    投資の勉強をしていると、頭がウニっとします。

    だからスッキリ明快なホグワーツ世界で戯れることにしました。や、物語自体はスッキリ明快というわけではないのですけれど、見惚れるほど美しい世界に箒で飛んでいると、気分が晴れ晴れとするのですよ。美しい魔法生物にまたがって飛ぶこともできますからね、気分が晴れ晴れします。

    さて、それでは前回の続きとなる感想記事を書いていきますよ。ネタバレ配慮は薄いですから、ご了承ください。

    目次

    主人公はゴーストたちの事情に触れる。

    前回、主人公に話しかけてきたゴーストは、ハリー・ポッター映画の一作目にも登場したサー・ニコラスです。ほとんど首無しニックと知られていますが、確か首刈りゲームに参加したいと呟いていたゴーストだったかと思います。どうしてほとんど首無しなのか、ハーマイオニーが訊ねて、ニコラスの答えかたにハーマイオニーたちは「うえぇ」という顔をしてましたね。

    その、サー・ニコラスは新しく見つけた本の、破けたページを持っていた人物を知ってるのです。

    ちなみに、なぜ主人公がそのページを探しているのかをサー・ニコラスが知っているのかと申しますと、セバスチャンと禁書庫に向かった事実が、ゴーストたちの間で噂になってるからだとか。壁に耳あり障子に目あり。あの時、金書庫に向かうときの探索では、ゴーストの目をうまく誤魔化したと思ったのですが、それでも主人公たちが見逃した存在はいるんですねえ。おそろしや。

    ともあれ、破けたページに関する手がかりを得るために、サー・ニコラスが求める腐ったローストビーフを得ようと、主人公はホグワーツのキッチンに忍び込みます。屋敷しもべ妖精たちが働いているキッチンで、優しい妖精フィーンキーに許可を得て、腐ったローストビーフを持ち出します。

    そしてサー・ニコラスと共に首なしゲームに興じているゴーストたちのところに向かったのでした。おそらくホグズミードの郊外のあたりかな。ここに集まるゴーストは、処刑によって首を刈られたゴーストばかり。その切断された首を使って遊んでいるのだから、なんとブラックな状況と考えてしまいましたよ。人間ってゴーストになっても、たくましいわあ、と思うべきところなんでしょうかね?

    ここでサー・ニコラスの思惑が明らかになりました。腐ったローストビーフは、サー・ニコラスのためではありません。このゲームを楽しんでいるゴーストに捧げるためのものだったのです。サー・ニコラスはそれほど、首なしゲームに参加したかったという理由もありますが、破れたページを持っていたジャックドゥ青年は、この首なしゲームに参加している新入りゴーストだったのです。

    ともあれ、このゲームの主催者であるボドモア卿に腐ったローストビーフを差し出しました。するとボドモア卿は破ったページを持っていたジャックドゥ青年に話を聞くことを許可してくれました。

    ちなみに、サー・ニコラスの首なしゲームに参加したいという希望は却下されました。理由は、サー・ニコラスの首は皮一枚で繋がっているから。生者にしてみたら些細な違いに思えますが、ゴーストたちには大きな違いなのでしょう。そもそも皮一枚とはいえ、首と胴体が繋がっている以上、繋がってない首を隠して遊ぶ、首なしゲームに参加しづらいでしょうしね。

    ともあれ主人公は、破れたページを持つジャックドゥ青年と対面します。ホグワーツの生徒であった青年は、ピーブズによってそのページを得たそうです。それでそのページに書かれてた記載に従って冒険したところ、首を切断されてゴーストになってしまったのですね。

    そうして主人公は、ジャックドゥ青年の案内にしたがって破れたページを探しに向かいます。それは同時に、本に記載されている場所へと向かう冒険の旅。なかなか激しい戦闘を経て、主人公は目的の場所に辿り着くのでした。

    そうそう、このサー・ニコラスのくだりは、所属する寮がグリフィンドールだから発生した模様。他の寮だったら別の物語になっていたというから、興味深いです。クリアしたら別寮で遊ぼうっと!

    鍵を握る人物とようやくご対面となりました。

    そうして激しい戦闘を終えると、広けた場所に辿り着きました。壁に大きな絵画がかかっている場所です。そのうちのひとつが動き出して、パーシバル・ラッカム氏が現れました。

    これまで、過去の記憶に登場していた魔法使いです。

    そう、そもそもポートキーから始まる探索の道筋を整え、過去の記憶では干ばつに困っている村を魔法で助けた魔法使いです。ホグワーツには五年生で入学したという人物でもありますね。

    彼はきちんと主人公を認識し、話しかけてきました。この場所、「地図の間」にこれほど幼い者が到達するとは驚きだ、と言って、主人公にここまで導いた本を台座に置くように言いました。ところが主人公、破れたページを持ってはいても、本は持っていません。ロンドンに向かったフィグ先生が持っていってますからね。

    ラッカム氏はなかなか頑固で、「本を台座に置かない限り、何も話せない」というばかり。だからやむなく主人公は「すぐに持ってきます」と言って立ち去るしかなかったのでした。こうなったらフィグ先生の帰りを待つしかありません。待ちましょう待ちましょう。勉学に勤しみながら。

    待ちに待った飛行術の授業!

    フィグ先生が戻ってくるまで、古代魔術の知識に関する探索はできない主人公。だからおとなしく授業を受けます。この日に受けた授業は飛行術です。なんとマダム・コガワという日本女性が先生でした。なんでもウィーズリー先生がスカウトしたみたい。チャキチャキとした口調で指導してくれます。

    実際に箒に跨って飛行する時は、とっても楽しかったですねえ。

    先生に与えられた課題をこなしていると、男子生徒が話しかけてきました。エバレット・クロプトンというその男子生徒は、どうやら自分の箒を持っていないよう。だからなのか、確実に飛行できる飛行術の授業では暴走しがちっぽいです。そしてこのとき、主人公に話しかけてきた彼は、案内してあげるよ、と言って、箒に乗って早く飛ぶ方法や見晴らしのいい場所を案内してくれたのです。とても楽しい時間でした。主人公のコメントが本当に楽しそうだったなあ。

    ただし、マダム・コガワの指導を大きく外れるルートでしたから、二人は先生にコッテリ怒られる流れとなるのですが。

    でもこんなふうにぽそっと褒めてくれるから、嬉しくなりましたね。エバレットくんから「先生に怒られるようなことをしてごめん」と謝ってもらいましたが、なんの、気持ちは通じてます。どうやらまた、友達が増えたのかなあ、という気持ちでその謝罪を受け入れました。

    そうしたら今度は、ウィーズリー先生からフクロウ便が届きました。その先生と待ち合わせ場所に向かったところ、これまでホグワーツに存在しなかった部屋が主人公の前に現れたのです!

    というところで今日のブログをおしまいにします。長文にお付き合いただき、ありがとうございました。

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