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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

定期受診。

定期診察を受けるために病院に行ったところ、なかなか衝撃的な事実を知りました。

いま、診てくださっている先生が、七月末に退任されて、新しい先生がやってくるのです。

まあ、わたしより年長の先生だから、いつかそういうときは来ると思っていました。でも実際にその時が来てしまうと狼狽してしまうのですね。とはいうものの、退任まで時間がありますし、何より、だからと言って何かができるわけでもない。

こちらには別れを惜しむような気持ちがありますけれど、そういう感情はあまり持たないほうがお互いのためです。だから淡々と近況を説明して、新しいお薬をもらいました。

実はね、最近、夜中に目が覚めることが多いのです。

大体3時4時に目が覚めて、以降、寝直すことができない。酷い時には1時に起きます。トイレというわけでもないんですよ。ただ単純に目が覚めて、眠ることができないだけ。睡眠はとれているのですが、どうにも足りない。

原因は、季節の変わりめを迎えて、持病の症状が出ているかもしれない、とのこと。つまり、躁状態が出ているのかもしれないのですね。それで薬を増やしてもらうことになりましたが、選択肢は二つありました。躁状態を抑える薬か、睡眠薬か。だから睡眠薬を選んだんです。ええ、副作用が軽いものを選びました。

そうして薬を飲んで、今朝を迎えました。

23時にベッドに入り、5時に目が覚めたのですよ。途中覚醒はなし。だから嬉しいんですけれど、睡眠時間はもうちょっと伸ばしたいところだなあ。運動するなり、もうちょっと疲れる生活をしたら、変わるだろうか。

そう思いましたが、とりあえずは途中覚醒がなかったことを喜ぶべきなのでしょう。微妙な表現になった理由は、いま、ちょっと体がだるいからです。眠いわけではない、ただ体がだるい。ちょっと億劫な気もする。

雨のせいでもあるのかな。いま、わりと強く雨が降っています。でもこの雨のなか、地域猫たちはやってきて、ごはんを食べて立ち去っていきました。どんな時でも食欲が衰えないなんてすごい。どこで雨をやり過ごすのかしら。元気でありますようにと祈りました。

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