鏡。
体調を崩していました。
4月5日ごろから感じていたその不調は、集中力が続かない、パソコン画面を見ていられない、文章が頭に入ってこない、生活のすべてが億劫になる、というものでした。
だから主治医のお医者さまに漢方を処方していただいて、在宅就労の時間も減らしていただいたんですよ。
結果、前述した不調は落ち着いたんですが、今度は、激しい咳や鼻水、喉の痛みという症状に悩まされています。おそらく持病からくる不調で生活が乱れ、免疫力が落ちたところに風邪が襲いかかったという感じ。
SNSチェックも難しくなったし、デザインスクールの課題だって最低限しかできなかったし、ましてや趣味のゲーム時間なんて、全然できない!!!
踏んだり蹴ったりだあ、と嘆きつつ、それでも日々を過ごしているうちに、困った悪癖が出てきました。
悪癖というか、被害妄想ですね。顔を合わせる人みんなが、わたしのこと、お仕事をサボってるように見てるんじゃないか、ダメ人間だと失望してるんじゃないか、だから冷ややかに見られてるんじゃないか、という妄想です。
前提として、誰もそんなことを言ってきませんよ!!
むしろ、みんな、優しかった!!!
だけど、そんな気持ちがついつい頭の中に過ってしまって、だから、ちょっとだけ、今はしんどいです。
人は鏡だとよく言うじゃないですか。
一般的には、他人の言動は自分の言動を見直す手本、という意味で用いられる言葉だと思います。
その言葉で考えるなら、今の状況において、他人の言動は変わってないのだから、わたしもおおよそいつも通りに振る舞えているんだと思います。
でも変わってないはずの他人の言動を穿って考えてしまうようになった。
そんな異常にね、気づくきっかけになったという意味でも、人は鏡なんだなあ、と思いました。
とりあえず、冷静に自分を見ることができてよかったと思います。本当に持病の症状が激しいときは、被害妄想に基づいてまっしぐら、でしたからね。