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公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

立ち止まって、また。

また書けない日々が続いています。書けない、ううん、書かない日、と書いてしまったほうがいいのかしら。もっと早起きしたら、もっと遅く寝たら、小説を書く時間なんて作れるのに、疲れてしまってその時間捻出を諦めてしまってるんですから。

でもね、今日、公共機関に乗って移動しているとき、「書く習慣」という本を読んだのですよ。

以前にも購入して、書くことに対して肩から力が抜けた本です。だから今日も読んでみて、再び肩から力が抜けました。そうだよねえ、書くことはもっと気楽でいいんだ、と感じ直しました。なぜそう感じるのかというと、この本を通して著者さんの考えがわたしに乗り移ったからです。もうね、書くことは簡単だよ〜気構えなくてもいいよ〜という主張がわたしに乗り移った。だから今、読んでも「何この文章」と思われるかもしれないと考えながら、ブログを書いています。

書けない日々が続いていたけれど、全く文章を書いてないわけじゃないんですよ。

ただ、それが小説ではないだけ。というのも、少し前に「金にならない文章を書いてしまってないか」という内容の記事を読んでから、ぐるぐると書くことに対して考え込むようになったのです。だからライティングの勉強を始めたのですよ。

小説とライティングは違う、という方もいらっしゃるかもしれません。

それでも、わたしは勉強を始めたのです。もっと書いていきたい。書くことの、別の方向からの方法論を知っておきたい。そう考えたからなんですね。だから少しずつ勉強しているのだけど、学んだ勉強内容を極めると自己嫌悪で書けなくなりそう。

だから「書く習慣」は本当にありがたい内容でした。

わたしでもいいんだわ。書いていていいんだわ、そう思える。少なくともそう考えて、ライターとして奮闘されてる方がいらっしゃる。その現実に、わたしはちょっとだけ、ブログを書いてみよう、乱文駄文でもという気持ちになれたのでした。

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