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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

発酵食品。

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お久しぶりとなるホームメイドクッキングの記事です。月に一度、通っているのですけれど、こちらでは記事にしてなかったんですよねえ。でもでも相変わらず通って、毎回、美味しい料理をいただいていますっ!

今回はスコシア講座「塩麹・甘酒」を使った料理です。

発酵の力で免疫力がアップするんですって。うむう、そう考えたら発酵食品を食べる楽しみが増えた気がします〜。

目次

さわやかグレフルパスタ

こちらはですね、冷製パスタです。生ハムとレモンとグレープフルーツのさわやかな冷製パスタで、ドレッシングに塩麹を使っています。イタリア語で「髪の毛」を意味するカッペリーニを使ったけれど、そうめんを使ってもいいかも、と生徒たちで盛り上がりました。とっても洋風パスタなのに、塩麹なんて和物を使ってるあたり、面白いなあとも感じました。

さわやかでとっても美味しいパスタでしたよ。

それにしてもグレープフルーツはずいぶん美味しくなったなあという印象があります。わたしが小さい頃なんて、たっぷり砂糖をかけないとたべらないんじゃなかったかしら。それが今では生のままで食べても、適度に酸っぱくさわやかに甘いんだもの。知らないところで果物農家さんの苦労が積み重なってるんだなあと思ったりしました。

豚肉のレモン塩麹焼き

こちらは、焼き野菜と豚肉に、塩麹で味付けしています。

塩麹ってしょっぱいでしょう? だからちょこっとしか使ってないんですけれど、しっかりと味がつくから驚きです。というか、こういう使い方もあるんだなあと感じて、我が家で眠ってる塩麹を活用しなければ、という気持ちになりました。野菜はね、焼いてから塩麹とコショウをちょこっと振り撒いたの。それがちょうどいい味になってるんだあ。

豚肉も塩麹とレモンに漬け込んだ後、焼いています。さらに塩麹とレモン汁、バターで作ったソースをかけて食べました。

美味しかったんだあ。あ、こんな感じになるんだ、と思って、家でも作ろうと思いましたね。簡単で、美味しい。これって毎日の調理に取り込みたい、大切な要素だと思います。

日本古来の発酵食品の麹は、含まれる酵素の働きによってオリゴ糖が作られ、腸内環境が改善されます。すると免疫細胞が刺激され、免疫力がアップします。また、代謝の過程でビタミンを増やし、基礎代謝を高めることで美肌効果もあるんですよ。

甘酒ボンボローニ

写真で見たときには、ハワイのマラサダに似ているなあ、と感じました。ボンボローニはイタリア、トスカナ州の郷土菓子です。マリトッツォと似ているけれど、ちょっと違います。マリトッツォはブリオッシュ生地のパン生地を使っていて、ボンボローニは揚げパンを使ってるのです。ハワイのマラサダも揚げたパンを使ってますが、こちらはポルトガルが発祥。この辺りの違いは追求していったら、なかなか面白いかもしれませんね。

とにかく、2022年にも流行したボンボローニを甘酒で作りました。

仕込み水に甘酒を使っているし、中に入れたカスタードも甘酒を使ったもの。甘酒クリームは牛乳を使わないカスタードで、なかなか美味しかったです。というか、牛乳を使わなくてもカスタードを作れるんだ、と思ってびっくりしましたよ〜。

甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほど栄養たっぷりな発酵食品です。それをこういう形で食べることができるなんて、なかなか新鮮だなあ、と感じました。美味しくてね、カロリー高めなのに、ペロリと1日で食べちゃいましたよ。とほほ、今日の体重が増えてたのはこのボンボローニが理由? と思ってみたり。まあ、美味しかった記憶は揺らぎなしですし、体重はまた調整したらいいのだから、オッケーですけれどね!

次のスコシア講座は10月の予定。

さて、今回の発酵食品がテーマの料理で、スコシア講座は終了いたしました。

が、次なるスコシア講座を申し込んできましたよ〜! 今月中に申し込んだら、特別価格で受講できるんだ♩

ですけれど、8月9月はお休みです。10月になったら、また、いつものメンバーと一緒に料理ができるから嬉しいなあ。それまでの2ヶ月、ちょこーっとダイエットに成功してメンバーをびっくりさせたいですね!!

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