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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

読みまくって。

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小説が進まな〜い。

いつもより遅い時間までベッドでゴロゴロしていました。ブランチを食べた後、パソコンに向き合って小説を書いていたのですけれど、読み返したのですけれど、面白くない! でもサクッと消してしまうこともためらわれて、気分転換に読書しました。

今日はその、面白かった本について書きます。

目次

お気楽領主の楽しい領地防衛

そもそもは、アプリ「ピッコマ」にて読んでいたコミック版が、この本を知るきっかけでした。イラストはかわいいしなかなか爽快なお話でね、毎日、ウキウキと読んでいたのですよ。そしてついに、この先はどんな展開になるんだろうと興味を持って購入いたしました。ええ、既刊全て。

そうしたら、とっても面白かったのですよ〜!

主人公のヴァンくんは日本での記憶がある転生者なのです。だからこそ神童と噂されていたのですけれど、魔法属性に恵まれなかったため、侯爵家である実家から放逐されてしまうのですね。でもそれで挫けるわけでもなく、むしろ気心の知れた家族同然の使用人たちと楽しく生活するために、蔑まれている生産魔法をフル活用して領地を盛り上げるのですよ。

その様子が、とっても痛快っ。

わたしがいいなあ、と感じたところは、主人公を支える使用人たちかな。かわいいメイドさんにかわいい従者くん、渋い執事さんに豪快な剣士もいます。その使用人さんたちがヴァンくんを支え、忠誠を捧げるべき主人としてヴァンくんを扱いながら、しっかりと教育を施しているところをね、いいなあ、と感じました。チートな主人公に負けてないというか、自分のできるところをしっかりこなしているところに、地味な誇り高さを感じ取ったような気になっています。

今月25日に新刊が出るようですから、購入しようかなあ。主人公を疎ましく思う貴族の暗躍が始まるんですって。でも……間違いなく返り討ちに会うだろうから、安心して高みの見物ができそうです。

災厄令嬢の不条理な事情

こちらの小説も、知ったきっかけは、コミック版です。

夢中になってコミック版を読んでね、すべてのコミックを読み終えた後、まだ物語が完結してないからネット検索したのですよ。そうして知った事実は、投稿サイトにて掲載されてないという事実。よしそれならば原作書籍を購入しよう。きっと後悔することはないはずだから、と購入したのです。

うん、後悔してません。コミックで描かれた先を知りたくて購入した本でしたが、文章だからこそ読める主人公の心理に、わたしは意表をつかれた気持ちになったものです。明るくめげない主人公の秘めた心理に気づかない婚約者なんてクソッタレだわね、と思ってしまいながら、主人公が素敵なヒーローと結ばれるという展開に大喜びしたのです。ああ、元婚約者は相応な目にあってましたよ、道理です。

先日更新されたコミックでは、いちばん読みたかったところが素敵に表現されてて、だからこそ今日、原作を読み返してきたのですよ。そうしたらまた、当時の楽しかった気持ちを味わうことができて、嬉しかったですねえ。この展開をコミックスで見ることができるんだーと思えば、これからも楽しみに待てそうです。

そういえば原作は二巻が発売されていたのですよ。しあわせなハッピーエンドのその先を読めるなんて、とても嬉しいです。(購入したけれど、今の時点ではまだ読み終えてません)

消えた自転車は知っている。

わたしは学生時代、藤本ひとみ先生の著作に夢中でした。

だからねこの本の存在を知った時、複雑な気持ちになったのですよ。むかし読んでいたシリーズの続きを読めることはとても嬉しい。でも藤本ひとみ先生は原作者にとどまってて、ほかのかたが執筆されてると知った時に、警戒してしまったのです。ですからこのシリーズを読む勇気はなかなか出なかったのですけれど、先日、ふとしたきっかけで購入したのです。

そうして後悔しましたね。

もっと早くに読んでおけばよかった、と。

むかしと変わらない、楽しい気持ちをいただきました。小学生の主人公が思いがけず知り合った男の子たちと、日常にひそむ謎に挑む物語。ささいな出来事が大きく展開しているところなんて、最高に面白かった。このシリーズ、すでに三十冊以上発売されているのですよ。今から追いつくなんて、なかなか時間がかかりそう。でもきっと追いかけてしまうんだろうなあ、と思いながら、今日もこの本を読みました。知らない知識もあり、思いがけない胸キュンもあり、楽しかったです。

ちなみにネットで調べてみたところ、このシリーズ、番外編も多く発売されてるそうですね。

特に高校生になった主人公たちの物語があって、そちらは藤本ひとみ先生が書かれているとか。購入しようかな、どうしようかな、と迷っているところです。迷っている理由は、今月、本をたくさん購入してしまったから。今月の娯楽費はそろそろ節約しなくちゃ、という理由ですから、間違いなく近日中に買うでしょうね。新しく夢中になれる本が見つかって嬉しいやら、とほほやら。

わたしはわたしなりに。

書くよりも読みまくった1日でございました。今、ブログを書きにきて、そういえばわたし、今日こそ小説を書こうと思っていたんだーと思い出したところです。で、わずかに書いた文章を読み返して、しょんぼりしました。

ううん、今日一日読んできた物語と比較して、面白みがないような内容に思えるよう。

あらすじをね、書いてたんですよ。面白く感じました。

設定も決めました。だからあとは物語を書いていけばいいんだけど、何か、何かが足りない気がする。それってなんだろう、と考えて、わからないまま、今に至ります。誰か、わたしが面白いと感じた物語を面白く書く方法を伝授して〜と叫びたくなりますが、伝授されたらされたで、わたしはきっとまた、つまらないと思うのでしょう。

わたしはわたしなりに、工夫して書いていかないとね。

というところで、今日のブログをおしまいにします。おやすみなさい、いい夢を見てね。

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