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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

007:それぞれの理由で。

うう、なんだか体がだるい。

今日はおやすみですから、昨日、ついつい夜更かししてしまいました。ええ、もちろんホグワーツレガシーを遊んでいたのですよ。物語を進めなくても、たくさんの遊ぶ要素がありますから、楽しくてねえ。傍でひめが丸まっていましたが、あの子、「もうしかたない人ね」という目でわたしを見てたんですよねえ。人間年齢ではすでにわたしを追い越している子。お姉さん目線なのかもしれません。

さてさて、ホグワーツレガシーの感想語りと参りますよ〜! ネタバレ配慮の薄い記事となりますから、これから遊ぶけどネタバレは嫌、という方はちょっと避けてくださいね。

目次

薬草学のかわいい先生と、魔法薬学の渋い先生。

フィグ先生に言われて、素直に勉学に励むことにした主人公。クエスト目標に出てきた授業は薬草学です。だから中央ホールから行ける温室に向かったところ、なんともかわいらしい先生が迎えてくださいました。ガーリック先生です。声もまろやかで可愛らしくとても慕われている先生だと感じました。

この日の薬草学は、あのマンドラゴラを植え替える授業だったのですよ。

何事もなかったような様子でセバスチャンが授業に参加している事実に安心しながら、先生の言いつけ通り、白い綿を耳に詰めます。そうして一気に、ズボッとマンドラゴラを抜く!! たちまち響くマンドラゴラの激しい声! 温室の天井にビシッとヒビが入ります。うわ、と思いながら、先生の指示に従って新しい植木鉢にマンドラゴラを植え替えました。壊れた天井は先生が魔法で修理してます。

薬草学で扱う薬草は、このように危険なものもあります。でもきちんとした知識を身につければ怖くないんだろうなあ。このあと、他の危険植物の扱い方も教わって薬草学の授業は終わり。先生はかわいいし、授業は面白いし、この先が楽しみになってきます。

続きましては、魔法薬学も教わりました。フィグ先生のところで見かけた先生ですね。ちょっと足を引きずっている先生は、ちょっと厳しい雰囲気がある人。でもいい先生だと思います。

実は新入生である主人公は、先生の控え室にある材料を使って薬を作ることになったのですが、その時、初日に談話室で話した生徒さんが先生の手持ちからとある素材を取ってきてくれ、と頼んできたのですよ。いいのかな、と思いつつ持ってきたところ、その生徒、ギャレスくんはその素材を使った魔法薬作りに派手に失敗したんですよね。当然ギャレスくんと主人公は咎められました。

でも素直に非を認めた態度は評価しようとおっしゃってくださったのです。他に作成した薬についても評価してくださいました。叱るところは叱って、褒めるところは褒める。そんな先生なんだなあと感じて、わたしはこの先生、好きになりましたね。いい先生だと思うもの。かっこいい。

とにかくそんなふうに楽しんでいたところ、ナティから呼び出しのフクロウ便が届いたのです。

ナツァイ・オナイという女の子。

あのホグズミード案内から時間を経て、ナティと会うことになりました。実はホグズミードでランロクたちに目をつけられてる理由を追求されてたんですよね。で、後日に話そうという流れになっていて、それがこの時、というわけです。

ナティに詳しい事情を話すかどうか、選択肢が出現しました。フィグ先生と秘密にするようにと言われてましたが、話す選択にしました。だってトロールの襲撃のときは、一緒に戦ってくれたし彼女も巻き込まれる可能性があります。そもそもセバスチャンにすでに話しているんですもの。ナティにも打ち明けてもいいよね、と考えて、話したのです。

そうしたらナティはルックウッドやハーロウのような危険人物を放っておけない、彼らの動きを偵察しておくよ、と言ってくれました。ええ!? あなた、それめっちゃ危険なんじゃない、とプレイヤーが考えているうちに、さっさとナティは立ち去りました。また、ここで会おうということでしたけれど、……話すの、まずかったかなあ。

でもナティ、危険な行動を躊躇わない女の子なんだなあと感じて、びっくりしました。まあ、子供だから甘くみている、という視点もあるかもしれません。何か、特別な方法を知ってるのかもしれません。それでも先生から注意を促されるほどの危険人物に目をつけられている主人公に協力しようなんて、普通はしないでしょう? あるいは、何か事情があるのか。

考え込んでいると、突然、見知らぬ人の叫び声が聞こえてきました。なんだなんだと駆けつけます。

誰もが子供を守る気概に溢れてる。

その人は、あのルックウッドの取り巻き連中<アッシュワインダー>に、なにやら尋問されているようでした。放っておけないと感じた主人公がその場に駆けつけると、アッシュワインダーたちの目的は主人公だった模様。それでこの絡まれていた人物は驚いたよう。

そのままの流れで戦闘になるのですが、「学生に手を出すなんて!」といいながら、忌避していたアッシュワインダーとの戦闘に力を貸してくれます。おかげさまでなんとか撃退したところ、当然、事情を訊ねられます。でも話せるわけないじゃないですか。曖昧に誤魔化してこの見知らぬ人、ノラ・トレッドウェルさんの話を聞きました。あの魔法使い、マーリンの研究をしているそうです。

いやしかし、この世界の大人は本当に「子供を守る」気概に満ちてますねえ。

もちろん魔法族だから、戦いの技術があるから、という理由もあるのでしょう。それにしたって、ホグズミードでのシローナといい、この人とといい、悪党から子供を守る気概がすごい気がします。これが古き良き時代のイギリスということなの?

マーリンの遺跡に関する謎を一緒に解いて、主人公はホグワーツに戻りました。

ほとんど首なしニックの登場!

そうしたら知人が「ゴーストのほとんど首なしニックがあなたを探してたよ」と教えてくれたんですよ。不思議がりながらそのゴーストにあったところ、なんと彼は、禁書室の先にある場所<地図の間>で見つけた本の、破れたページのありかを知っているというのです。

驚きながら主人公は、そのゴーストの要求を訊ねます。すると腐ったローストビーフを手に入れて欲しいと言ってきたのですね。

よりにもよって、腐ったローストビーフ??

というところで、今日のブログを終わろうと思います。長文、おつきあいいただきありがとうございました。

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