じたばたしながら、続けます。

    ついに迎えました、11月1日、自費出版した本の発売日です!

    だから今日は、そわそわと落ち着かない日を過ごしました。いっそ書店に行こうかとも考えたのですけれど、就労支援がある日です。そちらを頑張らなければ、と考えて、訓練に励んでおりました。そう、資格取得のための勉強です。現在、e-Learningでの講座が終わり、テキスト学習に進んでいます。覚えることはたくさんあります。ですから、意識して学習していたのですよ。

    そうして学習が終わった後は、家で簡単に食事を済ませて。

    先日、書き直しを決めた物語、完結に向けて再び書こうと決めた物語の続きを書き始めました。正直なところ、なかなかの難産でした。たった2000文字くらいしか書けなかったんですもの。気持ちもそわそわ落ち着かなくて、いっそ書店に行ってきた方が気分がスッキリするかなあ、とも考えました。

    でもね、担当してくださった編集さんの言葉を思い出したんですよね。いただいたメールに書かれていた「どうぞこれからも素敵な作品を生み出してくださいませ」ーーーーご本人にしてみたら、何気ない言葉だったのかもしれないけれど、とても嬉しい言葉でした。だから書かなくちゃ、と考えたんです。

    正直なところを言います。

    これが最後かなあ、と考えていました。だから、オリジナル長編第二作「24時間、料理の注文承ります」の、出版を依頼したんです。ひたすら好きを詰め込んで書いた未熟な作品、でも自分でも大好きな物語を書き直して、自費出版を決めた理由は、作家になりたいわたし自身のためでした。

    世の中には、魅力的な物語がたくさん存在します。そんな世の中で、わたしは作家になれないかもしれないなあ、と思い始めていたのです。だから、そんな弱気になってしまったわたしのための一冊として、貯金をからにして自費出版を申し込んだのですね。ある意味では、夢を諦めるためでした。

    でも本を作ることになって。たくさんの方が、わたしの物語のために、本を出版するために努めて下さって。諦め切れないなあ、って感じたんです。もっと、本を作りたい。ここからもっと、続けたい。

    そうして作家になりたいんだ、って改めて感じました。

    だから、一冊が本になって、発売を迎えた今日も、物語を書いていたのでした。完結まで書き上げて、読み直して修正してサイトで公開して、できれば応募もしたいなあ、と考え始めているところ。公募するなら、もっとこう、小説の賞についても研究すべきなんだろうなあ、と考えついたところですけど。

    でもね、まだまだスタートラインに立ったばかりなのです。完結までちゃんと書くことを目標に、続けていこう。今はそう考えています。本当に、マイペースすぎるくらいスローペースなんですが、でも遅すぎることはない。そう思うのです。ちゃんと書いていこう。だってそう、望んでいるんだから。

    最後になりましたが、関わって下さった文芸社の皆さん、本を印刷して下さった印刷所の皆さん、取り扱って下さっている書店の皆さん、本当にありがとうございます。そしてもちろん、早くから予約して下さった皆さんも、ありがとうございます。いま、ありがたくも感じている、ぷわぷわと温かな気持ちを糧に、まだまだ未熟な自分を受け入れて、これからも物語を書き続けて行きたいと思います。

    コメント

    コメント一覧 (4件)

    • みどりさん!
      無事に記念すべき発売日を迎えられおめでとうございます♬

      当初は、無理だと思っていたけどやり抜く力、立派の一言に尽きます。
      考えれば、何かをやり遂げる人たちは皆、楽々こなすと言うよりも
      常に自分の限界に向き合い続けてこられた人たちなんだと感じます。

      もう無理だ、もうダメ、と言う場面に何度もぶち当たっては
      なんとかかんとか超えてきたからこそ、凡人の成し得ないことを
      やれるんだと言うことを改めて思いました。

      今後は、Amazonなどでコストをかけずに電子書籍を出してみては? 
      紙にこだわるのであれば、Amazonでの売り上げを元手の一部に当てる、
      と言うのも一考にあたいすると思いますが。

      あ、すいません、まだ出しゃばったことを……。

      • お祝いの言葉、ありがとうございます〜!!

        いただいた言葉を拝見していると、「なんだか自分ってすごいことをやったのかも!」という気持ちになりました!
        ありがとうございます、とっても嬉しくてテンションの上がる言葉でございます〜!

        今後の活動はぼんやりとしたものしか考えてなかったのですが。
        なるほど、Amazonで電子書籍という方法がありましたね。
        具体的にどういうものか、よく分かってなかったのですけれど、サトシさんの言葉で新しい道がひらけたように感じます。

        サトシさんのアドバイスは、とってもありがたいことばかりですよ。
        ありがとうございます、とっても嬉しいです〜!

        • 喜んでいただけて嬉しいです。

          可能性ややり方はきっとまだまだあるんです。
          ただ知らないだけで。
          だから、知ることというのはきっと大きな武器になると信じます。

          世の中は知らないことだらけ。

          • そうですね。
            知らないこと、たくさんあります。

            だから教えていただけることが、本当にありがたいです。
            もちろん、自分でも調べようという気構えが大切なんだと分かってるのですが、追いつかない部分もありますから。

            改めて、ありがとうございます!

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