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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

004:友達はすぐに作れる?

はい、月曜日です。

先週末の土日は、ホグワーツレガシーで埋め尽くされていました。そろそろ疲れが出てきたんですけれど、睡眠するとその疲れもリセットされちゃうんですよね。は、ははは。だからついつい遊んじゃう。へへへ。

さて、前回の続きと参りましょう。

目次

同じグリフィンドール寮生に話しかけてみたけれど。

怒涛の1日が終わって、グリフィンドール寮にて主人公は目が覚めました。もう誰もいません。寝坊したのかなー。まあ、本当に波瀾万丈な始まりでしたものね。疲れていたんだよ、きっと。主人公がこの有様なら、はるかご年配のフィグ先生はもっともっとお疲れだったのでは、と考えてしまう。

ともあれ、他のみんなはどうやら談話室にいるようなので向かいました。主人公の寮がグリフィンドールだからか、いちいち、感動してしまいます。古めかしいお城で学べるなんて、素敵ですよー。

談話室に近づくと、主人公について噂する学生さんもいます。入学するには遅すぎるんじゃないか、という人もいたな。まあ、物珍しい新入りに対して少々の警戒は許容範囲でしょ。それより談話室に入った途端、次なる指示が出ました。同じ寮生に話しかけろ、という指示です。

そこで指定された三名に話しかけました。女の子二人に、男の一人。なかなかクセのある人たちです。会話の時には選択肢が出てくるから、相手の気分を損ねないような選択肢を選びました。やー、微妙な選択肢もあったんですよ。勉強熱心な子に「基礎ができてないんじゃない?」というような選択肢は、さすがに選べなくてね。このあたり、アンジェ○ークという乙女ゲームを遊ぶことで培われた習性が働いています。好感度を上げるように選択してしまうんだよねー。オホホホ。

まだ友達になれる、という感じではないかなー。話しかけたから応えてくれたけれど、特別な感じはない。そもそも同級生=友達というわけではありませんからね。まあ、会話が続いただけでもヨシです。

ウィーズリー先生は面倒見がいい。

ある程度交流を持ったころに、ウィーズリー先生の訪問を受けました。

副校長であるウィーズリー先生、なかなか面倒見がいい先生です。五年生として入学した主人公への気遣いを見せてくれます。ゲームではお役立ちなアイテムであるガイドページについて教えてくれたり。

でも親切なだけではなくて、組み分け儀式に大幅に遅刻した理由を訊ねてこられました。信頼できそうな先生だから話してもいいのかもしれないけれど、フィグ先生と遺跡探索を秘密にしようと約束してるんですよね。だからなんとか誤魔化しました。でも何らかの隠し事をしているとは気づかれているようです。うむむ、できる人は物事への嗅覚が鋭いんだなあ。

それでも無理矢理に話を聞き出そうとしないところ、ありがたいなあと感じます。

こういうところ、さすがだなあ、と感じてしまう。あのブラック校長ならこうはいかないだろうな、とも考えてしまった。や、本当にわたしってばブラック校長への好感度が低いなあ。なかなかのオシャレさんだと感じているんですけれど、やっぱりフィグ先生やウィーズリー先生への態度が影響してます。なんだか余裕がなさそうだったんだものー。偏見かしら、これって。

呪文学と闇の魔術に対する防衛術の授業に出席。

そうしていよいよ、授業に参加です!

呪文学と闇の魔術に対する防衛術の授業です。それぞれ、座学ではなく実践形式の楽しい授業です。呪文を独自のシステムで習得して、コントローラーに呪文を振り分けて使うの。アクシオという引き寄せの呪文とレヴィオーソという呪文を使って、同じ学生さんと競い合いましたね。

そう、この時、二人の生徒との縁ができたのですよ。

呪文学ではナツァイ・オナイという女生徒さん、闇の魔術に対する防衛術ではセバスチャン・サロウという男子生徒さん。ナツァイは優秀な生徒さんで面倒見がいい印象があります。一方、セバスチャンは有能だけどちょっと問題児っぽい印象です。どちらも主人公に興味を持ったよう。

ふたつの授業が終わったあと、ウィーズリー先生を訪ねると、ホグズミードに行くように言われました。ほら、ドラゴンの襲撃で、主人公の荷物はぜ〜んぶ霧散しちゃいましたからね。もう一度必要な道具を購入しましょうっ、ってことらしい。主人公は無一文なんだけど、代金はどうなるんだろ。

その時、案内役としてナツァイかセバスチャンを選ぶように勧められたんですよね。わたしはちょっと考えて、ナツァイにお願いすることにしました。だって仲良くなりたいと感じてたんですよう。

そうしてナツァイと一緒にホグズミードに向かったのですが、まあ、嬉しいことを言ってくれる。「ホグズミード案内したいと思ってたんだ。だからウィーズリー先生のフクロウはちょうどよかったよ」ですって! うふふふ、これは友達の予感? 今度こそ友達になれますかー?

ホグワーツから結構な距離を走って行った先にあるホグズミードで一時的に解散しました。「自分のペースでホグズミードを楽しんで」と言ってくれたんですけれど、もー、なんて出来た子なんでしょう!

そんなわけでホグズミードを見て回ることになりました。授業に必要なものに関しては、ウィーズリー先生があらかじめフクロウ便を飛ばしてくれていたよう。だから無料で必要なものを購入できました。

ついに自分の杖を購入し、そして。

購入した品物の中に杖があります。杖を購入するときは、とってもワクワクしましたね〜。アカウント連携しておいたから、公式ファンクラブサイトでの診断で選ばれた杖がゲーム内に導入されたから。

もっとも、木材の種類や芯の種類は導入されましたが、杖の見た目はこの場面で自由に選ぶことができます。グレイだったりブラックだったり、トゲトゲだったりリング状だったり、いろんな種類があります。杖の見た目は自由に、好みで選んでもいいんじゃないかしら。

そうして買い物が終わり、ナツァイと待ち合わせしている広場に向かったところ!

唐突にトロールが現れたのです。唖然とするみんな、でもさすがはイギリスで唯一、魔法使いが住む村です。ちょっと気を取り直したみなさんは即座に自分の杖を取り出して、トロールに攻撃しました。

このとき、おおお、と拍手しましたね。

なぜって悲鳴をあげて逃げ出しそうな、ごく普通のご婦人たちが、ごく普通の村人さんたちが、トロールに攻撃を仕掛けたんですよ? さ、さすが魔法使い。普通の人に見えて凡人じゃないんだわ、と感心しました。やー、そこら辺にいる大人だと侮ってはいかんですねえ。ありがたい教訓になりそうです。

巡査さんが駆けつけて、そのトロールを追い払ってくれて安心、と思いきや!

トロールはもう一体いたのです。おまけにどうやら、主人公を狙っている模様。さあ、戦闘です。一人で立ち向かうわけではないけれど、でも、正直に言いましょう。わたしはここで何度も死にました。冒険が終わってしまいました、というアナウンスが流れて、ガーンと衝撃を受けました。

うわーん、基礎呪文しか覚えてないのにーと思っていると、主人公は何やら未知の呪文を使えるようになります。あれあれ、そんな呪文どこで覚えた? ともあれ治療薬を飲みながらトロールを倒します。

なんとかトロールを倒したところ、バタービールでも飲もうという話になり、三本の箒に向かうこととなりました。うん、一仕事終えて疲れたんだね。バタービールを飲みに行くの、正解だよ。

というところで今回の記事を終えようと思います。長文にお付き合いただき、ありがとうございました。

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