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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

宮島に!

先月、本が発売された時、お世話になってる占い師さんに教えていただいたのです。

宮島の大聖院は強力なパワースポットですよ〜と。

ですから、行こう行こうと考えて、あらかじめ決めた日が今日でした。そう、珍しくも雪が溶けない日の翌日です。だからとても不安だったのですけれど、思い切って行ってきました!

結論、行ってよかったです!

目次

広島港から宮島までおよそ22分。

宮島まで行くルートは、さまざまにありますが、今回は、広島港から行くルートを選びました。これまで使ったことがない方法ですし、友達からも薦められたのです。

朝、家を出る時はドキドキしましたねえ、船の公式サイトにて、通常通り運行していると調べていましたが、当日にダメだと言われたらどうしようとも考えていたんです。

ところが家を出た時、空は明るく晴れていたんですね。だから「これはいけるかも!」と考えて、広島港行きの電車に乗りました。そうして船の時刻より早くに着いたから、安心して窓口で往復の切符を購入しました。往復と書きましたが、1日フリーパスの方が安いからこちらを購入。

予約ありかどうか、訊ねられた時にはドキッとしました。

ええ、予約してなかったんです。満席で船に乗れなかったらどうしようかと考えました。でも今日はそんなことはなく、ちゃんと乗ることができました。出発まで待合室でおばちゃんと話していたんですよ。おばちゃんは親族の法事があるとかで、人生いろいろだと感じました。

そうして広島港を発ち、宮島港に行くまでわずか22分。驚くほど早い時間です。

でね、宮島港に着いたときは、窓口の方が教えてくださいました。フリーパスを購入した時には、宮島港で帰りの予約をしてください、と言われたんですけれど、今日の様子では必要ありませんよ〜とのこと。帰る時の時間を確認して、10分前にはきてくださいね、とのことでした。

これ、初詣など、人がたくさんいる時には予約したほうが無難なんだろうなあ、と実感しましたね。なぜなら高速船はフェリーと比べると小さい! できるものならしておいたほうがいいですよ!!

まず厳島神社に向かう。

ここは神様の島なのだから、まずいちばんに厳島神社にお詣りしようと考えました。

だからサクサクっと厳島神社にお詣りしたのです。これまでと違って、今回はちょっと特別。なぜなら御朱印帳を持ってきていたからです。

これまで御朱印に興味がなかったわたしなのですが、ふとした縁で興味を持つようになったのです。でね、どうせなら大好きな猫ちゃんの御朱印帳にしようと考えて、取り寄せていたのです。その御朱印帳をバッグに忍ばせて、いちばんは厳島神社の御朱印をいただこうと決めていたのでした。

お詣りして、おみくじも購入して、御朱印を書いていただきました。初めて使う御朱印帳だから、よくわかってないところもあったのですけれど、神社のかたが親切に教えてくださいました。でね、念願の御朱印を書いていただいた時に、ぷしゅーと気が抜けるかと思いました。なぜって初めて御朱印をいただくんだもの、なにか失礼があったらどうしましょう、と考えたのですよ。

帰宅してから、御朱印をニマニマと眺めていましたね。とっても嬉しかったのです。

大聖院に行きますっ!

厳島神社へお詣りした後、占い師さんに薦められた大聖院に行きました。

実は広島県民でありながら、初めて行く場所です。厳島神社の出口を出てから、大聖院に向かう道がはじめはわからなかったのですが、観光客さんが迷いなく進んでいらしたから、こっそり着いて行きました(←地元民なのに) 

でね、雪の残る道をヒヤヒヤしながら登って、厳かな大聖院に着いたのです。

空気がピンと澄んでいて、とても心洗われる心地になりました。お寺の作法をあらかじめ調べて行ったのですけれど、緊張して、その作法は頭からスコーンと消えていました。とにかく失礼にならないように、丁重に振る舞っていたのですが、うむう、という気持ちになりました。慣れてないとこうなるのですね。大聖院の奥側にある一願大師さまにもお参りして、帰る時にも緊張は解けませんでした。雪が残ってて、滑りそうだったことも拍車をかけていましたね。でも。

帰り道に、たくさんの鹿が集まってて、緊張が解けました。かわいいんですもの〜。見送ってくれてるのかな、と捉えながら、緊張の解けた足でゆっくりとくだっていったのです。

牡蠣屋さんで豪華ランチ!

本当はね、ダイエット中だからランチを食べずに帰ろうかと思ったのです。

でも船の時間までかなり余裕がありましたし、かなり歩き回ったからお腹が空いていたのです。だから思い切って牡蠣屋に行きました。こちら、牡蠣専門料理のお店なんです。

宮島といえば穴子めしが有名なんですけれど、だから穴子めしとこちらとで、かなり悩んだのですが、旬の牡蠣を食べたくなったのですね。そうしてこちらの牡蠣屋定食を奮発して注文しました。

やー、思い出しただけで涎が出るほど、美味しゅうございましたわー。

この写真には写っておりませんが、焼き牡蠣もあったんですのよ。熱々でジューシィで。カキフライも牡蠣のオイル漬けも牡蠣の佃煮も、牡蠣ドレッシングのかかってるサラダも、もちろん牡蠣飯もとーっても美味しかったです〜。おそろしいことにペロリと食べ終えてしまったんですよね。

幼い頃のわたしは、牡蠣が本当に苦手だったのですけれど、食べられるようになってよかったなあ、と感じました。大人の味ですよ、と書いてから思い出しましたが、隣の席のお子さんも美味しそうに食べてたなあ。大人の味になったのは、わたし限定なのね(汗)

しゃもじを忘れずに購入!

さて、占い師さんのアドバイスは大聖院にまつわるものだけではありません。

お土産としてしゃもじも購入したらいいですよ〜と言われたのでした。宮島はしゃもじ発祥の地です。だからあちこちのお土産屋さんにしゃもじが置いてあります。どこで買おうかなあと考えながら、思い出していた言葉は、「自分にしっくりくる言葉を選ぶこと」という言葉です。

だからね、たくさんのしゃもじが並んでいる「杓子の家」というお店に入ったところ、しっくりくる言葉があったから、購入したのです。「夢あればこそ、楽しい人生」ーーーーね、素敵でしょ?

こちらで購入したらスタンドも付いてくるということですから、購入を決めました。占い師さんに目立つところに飾ったらいいですよ、と言われたから、玄関に飾りました。

……でもね、実はしゃもじ、二つ購入したのですよ。わたしに響く言葉はもうひとつあったのです。その言葉は、「肥満大敵」……しっくりきたんですよねええ! そちらには名前を書いていただいてるのですけれど、こちらもまた目立つところに飾りました。どこに? お風呂場に!!

2023年、ダイエットも頑張ってやるんだい!

かくして、楽しく宮島から帰宅。

そうして船の時間を迎えたわたしは、サクッと高速船で宮島港から広島港まで移動し、それから電車に乗って自宅まで帰ってきたのでした。

そんなに遅くならなかったのですけれど、留守番していた飼い猫がいそいそと迎えてくれた事実がとても嬉しかったですねえ。地域猫の様子も見に行ったら、意気揚々とごはんを食べにきました。寒さが厳しいこの時でも元気でいてくれて、なによりです!

ごちそうを食べたのだから、夕食を控えようかなあと考えていたのですが、おそろしいことにお腹が空腹で鳴っています。宮島を歩き回りましたからねえ……。開き直って食べることにしますが、明日は第一期ダイエット終了日なのよ。体重がどうなってるか、おそろしく感じます。その詳細は、のちほど!

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