MENU
「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

漫画を購入。

当ページのリンクには広告が含まれています。

これまではお小遣いを月1万円にしていたのですが、今月から8000円にしました。その中でどの本を購入するか、とても悩ましいところです。でね、楽しみにしていた漫画を数冊、購入したのですよ!

目次

田中家、転生する。

まず購入した漫画はこちら、「田中家、転生する」の最新刊です。

転生ものの物語はたくさんありますが、その中でもこのシリーズはなかなか印象強いです。なんと言ったって、家族ごと転生しちゃってるんだもの! ……まあ、よくよく考えたら家族みんなで転生しているということは家族みんなが亡くなってる、ということでもあるんですけれど、こちらの田中家の面々はのほほんとしていて、下手な悲壮感を寄せ付けない方々なんですよね。

そんなところが面白くて、ついつい読み進んでしまいます。生まれ変わった先は、日本とは全く違う世界で、その世界ならではのいろんな事情があるのですけれど、田中家の面々にはあまり影響を与えていません。や、時にはシリアスな状況になることもあるのですが、そんな状況でも乗り越えていくのだから、楽しい。大丈夫かな〜という状況でも、確実になんとかしてくれるから安心感があるんですね。

その「田中家、転生する」最新刊である3巻では、王都に生活の場を移した田中家の面々が、新しい生活を始めるところから描かれています。田中家の長女・エマに災難が降りかかったか!? と思いきや、さすがの田中家マインド(つか、エママインド)でやり過ごしてて、楽しくなりました。

これから続く物語も、小説で読んで知ってはいますが、漫画で読めることを楽しみにしています!

悪役令嬢の中の人

こちらも転生ものなんですけれど、主人公は転生した人じゃありません。転生してきた人に、体を奪われた異世界の少女が主人公です。でもね、転生した人と少女の間にわだかまりはなく、むしろ熱い友情が異世界の少女を動かしています。悪役令嬢として生まれた異世界の少女を慈しんでくれた転生者が、物語のヒロインや婚約者たちに傷つけられてしまった。そんな転生者の仇を撃つ為に、本来の体を取り戻した異世界の少女(本来の悪役令嬢)が、ヒロインや婚約者たちに先んじて世界を救う物語です。

え、わからない?

うう、説明が下手くそで申し訳ない。でもそんな状況に甘んじていってしまいましょう。だったら、ぜひともこの漫画の第1巻を読んでみて! そうしたら転生してきた人・エミと異世界の少女・レミリアとの尊い絆がよく理解できます。エミにもレミリアにもしあわせになってほしいなあと感じるようになると思います。でも物語は残酷で、というかヒロインが醜悪だから、悪役令嬢たる二人は陥れられてしまうんですよねえ。

でも、そこでは終わらない主人公よ。

攻略対象と仲良くすることに夢中になっているヒロインを差し置いて、主人公は世界を救う行動に出ます。その行動がね、とっても爽快なんです! 二巻の段階では、いよいよ重要人物と出会うところで続くになっていますが、これから期待する「ざまあ」展開をこの美しい絵柄で見せてくれるだなあ、とワクワクしているところです。pixivコミックスなどで無料で読めるけれどもさ、書き下ろし小説や漫画もあることですから、購入しても悔いなし!

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました。

アニメ化されたからご存じの方も多いのではないでしょうか。なかなかインパクトのあるタイトルだなあ、と何度も思います。でね、コミック版は全三巻で完結しているんですけれど、今回、その番外編ともいうべき最新刊が発売されたんですよね〜! ありがたや、アニメ化。嬉しいっ。

ハッピーエンドを迎えた三巻の、その後を描いた物語と、主人公・アイリーンの友人、アイザック視点の物語が収録されています。特にその、アイザック視点の短編を読んで感じました。「好きだ……」ーーええ、原作小説を読んだ時からアイザック氏は好きな人物なんですけれど、この漫画に収録された短編を読んで、余計に好きになったというかね! 一筋縄ではいかない彼の、一筋縄ではいかない情の一端に触れて、わたしはニマニマっと口端が緩んだのでした。

もちろん、主人公アイリーンと魔王さまの物語も収録されてますよ。魔王さまがアイリーンの家族に「娘さんをください」をする物語です。そちらもねー、好きです。主人公が大切にされてるんだなあと感じて、嬉しくなりました。いろんな事情や人間模様が絡み合ってるんですけれど、それでも大切にされている主人公を、魔王さまが大切にしているところが本当に嬉しい。

発売日前からワクワクしていた漫画です。ようやく購入できて嬉しかったですねえ。

片田舎のおっさん、剣聖になる。

こちらは、あまり知らない漫画です。原作小説があるのか、どうかも知らない。それなのに購入した理由は、SNSでたくさん広告を見かけて、続きが気になったから! くぅっ、出版社の広告戦略にはまっているー! でもそれでも悔いはない! そう感じる漫画でございました。

主人公は、田舎で剣術を教えている男性。自分の分はそんなものだと弁えている男性です。だけど、ある時、かつて剣術を教えた弟子(現・王都の騎士団長)がやってきて、「先生を特別指南役として推薦しました」と言ってきたのです! そうして弟子に流されるまま、特別指南役として働くようになりーーーという感じで物語は進んでいきます。

主人公はですね、自己評価が低い男性です。漫画を読んでいると、非消極的な言動が目につくから、「この人、弱いの?」と思ってしまうほど。でも突然の指名に納得いかない副団長との立ち合いでは圧勝するほどだから、とても強い人なんです。特に、その目がいい。

だからこそ、もう少し増長してもおかしくないものなのに、主人公はあくまでも慎重なんですよね。まあ、調子に乗りすぎて失敗するよりはマシだと思うんですが、事実、強いのに、なぜ、そんなに頑ななのか。わかるようでわからないから、続きも読んでみたいなあと感じています。気になるところで続きになってるんだー! ……このブログを書き終えた後、続刊をポチッとしてるかも。十中八九。

終わりに。

かくして、今月も、わたしは幾冊かの漫画を購入しました。

お小遣いは2000円減少したわけですが、それでも五冊も漫画を購入できるのだから、十分です。それも好きな物語を好みの絵柄で読めるのだから、とっても嬉しいです!

目次