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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

また、次。

昨日、自費出版についてブログを書き、個人サイトも更新しました。友達にも書籍発売をお知らせして、ありがたい言葉を受け取りました。

そうして迎えた今日という日。

どっと気が抜けて、ダラダラ〜っと過ごしております。

や、さすがに最低限の家事はしましたけれどもさ。ちょっと眠りたい意欲が強くて、猫たちにごはんをあげた後は、ベッドでダラダラしていました。ノートをベッドに持ち込んで、書きかけの物語のあらすじをまとめ直したり、これから叶えたい夢を書いたり。

不思議だなあと感じることは、ひとつ、夢を叶えても、また次が出てくる、ということなんですよね。

正直に申しますと、本を発行するというほどの大きな夢はまだ出てきてないんですけれど、でも「〜〜したい」という程度の夢なら、いくつか出てきています。いま住んでいる家の名義を自分名義にしたいとか、もっと愛猫と過ごす時間を増やしたいとか、もっと安定して小説を描けるようになりたいとか。

そんな自分を見つめると、自分って欲深いんだなあ、と感じます。

もっと、こう、満足できるものだと捉えてました。いろんなものを諦めてきたからこそ、わたし自身は欲深い人間ではないと考えていたんです。もっとあっさりしているものだと。今回の件ですっかり満足できるんだと思っていたんですが、違ったんだな。

そんな自分は、なかなか興味深いです。

そんな欲深さがあるからこそ、生きていけるのかもしれません。細かなところに不満を抱くから不満点を改善しようという意欲が芽生えるように、次から次へとやりたいこと、叶えたいことが出てくるから、長い人生を生きていけるのかもしれないなあ、と考えました。

もちろん宇宙規模で見たら、人間の人生はとってもちっぽけなものなのでしょうけれど。

とりあえず、いま、わたしは。

ようやく叶えられた書籍の発売という大きな夢に喜びながら、次の夢と向き合おうとしています。繰り返しになりますが、わたし、欲深いのです。

また書籍が発売できるように、自分は作家なんですって言えるように、なりたいです。だから、悩ましい行為ではあるのですけれど、どんどん執筆していきたいなあと感じます。

うん。「悩ましい」

小説を執筆することは、わたしにとってとても悩ましい行為です。時には何よりも難しい行為です。次々と物語を書いてらっしゃる方々に、その秘訣をうかがいたいほど。でも書き上げたら、他の何よりも、強い喜びを感じるんですよね。その喜び、もっともっと味わいたいなあと感じています。

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