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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

できることを増やしたい。

夜の間に、軽く雨が降っていたようです。そういえば天気予報では曇りになっていたっけ、と考えながら家事を済ませ、いざ家を出ようとしたら本格的に降り出しました。あちゃー。

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朝ごはんをしっかり食べる。

今朝はちょっとだけ映えを意識しました。きゅうりとミニトマトをそのままに皿にのせるのではなく、ちゃんとサラダにしたのです。ドレッシングはポン酢とオリーヴオイル、チューブのニンニクで簡単に作りました。うん、我が家にはドレッシングがないんですよね……。

冷凍していたウィンナーとパン、それから目玉焼きを焼きました。写真には写っていないけれど、バナナも食べました。ただし、今朝はコーヒーを飲んでいません。

でも便はちゃんと出てくれたから、腸活にコーヒーは必須ではないのかなあ、と考えました。バナナは必須だと感じているんですけれど、こちらもまた実験してみるかな?

役所に向かう。

さて、本日、家を出た用事とは、自立支援の更新です。先日、定期診察を受けた際に必要な書類、診察書をいただきました。そして今日、手続きのために役所に向かったのです。

また、広島市の暮らしサポートセンターにも訪れました。こちらは自立を支援する相談機関です。もちろんいきなり訪れたわけではなく、あらかじめ予約していました。

わたしには暮らしに対する根強い不安があります。訪問看護のかたにその不安を打ち明けたところ、この、暮らしサポートセンターの存在を教えていただいたから、今回、思い切って訪ねることにしたのですね。結論から申しますと、こちらは障害者を専門にしていないため、あらためて別の窓口を紹介されました。自立支援の更新を行なった窓口です。

そこで障害者の就労支援を行っている事業者のリストをいただき、帰宅後に簡単なパスタを作って食べた後に、各事業者に見学や相談の申し込みをしました。

そうしてこれからの予定を調整して、現在に至ります。

正直にいえば、怖いけれど。

これまで、わたしは小さく縮こまっていました。

ありがたいことに障害年金をもらえる身上です。その範囲内で生活していけばいいと考えていました。毎日コツコツと家事をして、空いた時間で読書やゲームをして、小説を書くためにうんうん悩んで、猫と過ごす。そんな毎日を続けていけたらいいと考えていました。

いいえ、いまもやっぱり、そう希望しています。いつも大きな不安を感じてはいるとはいえ、いま以上病状がひどくなることもない、とてもとてもありがたい、穏やかな生活です。

ただ、最近の経済事情を考えたところ、このままではジリ貧だなあと感じました。おまけにわたしは一人ではありません。飼っている猫に、面倒を見ている地域猫がいます。この子たちの一生に責任を持つためにも、やっぱり収入源を得なければならないと感じました。

だから動き始めましたが、畏れも抱いています。

動き出してしまった、という畏れです。再び病状が悪化するきっかけを作ったのだとしたらどうしよう、という気持ちが強いのです。それでも出来ることを増やしたい、収入源を増やしたいという願望があるから、動き始めました。

今後、どうなるか、わかりません。でもそれは、今のままでも同じです。だから冷静に、沈着に、後悔しないように努めていこうと思います。

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