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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

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情報収集中。

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激しく雨が降っています。そのためか、お昼過ぎになっても冷房を入れずに済みました。ありがたいなあ。でも土砂降りや川の増水が心配にもなるなあ。

目次

ぼんやりと候補を考えている。

役所からいただいた就労支援移行事業者のリストを見ながら、情報収集しています。実際に相談もしてきました。そうして知った事実は、さまざまな個性を持つ事業所があるという事実。発達障害を専門にした事業所や精神障害を専門にした事業所、全国展開している事業所に、地域で展開している事業所、と、さまざまです。

現時点ではひとつの某事業所に魅力を感じています。実際にその事業所を利用するかどうかは、明日、訪問看護の看護婦さんやかかりつけ医に相談する予定ですが、できればこの事業所で就労支援していただけたらなあと希望しています。

今回、事業所のスタッフさんに、病気や生活に関する不安を打ち明けました。もちろんその不安を対処する人間はわたし以外にはいません。ただ、そういう不安を払拭するための要望を、冷たくあしらわれるのではなくて、落ち着いた態度で最後まで話を聞いてもらえたことがとてもありがたかったです。

はじめから障害者だとわかっているからでしょうか。たくさんの障害者に接してこられたからでしょうか。これまで他の場所で生活相談をしたことがあります。そういうところで感じた居心地の悪さを、今回は感じなかったからほっと安心しています。

ちょっと憧れる生きかた

就労についてネットで情報収集しているうちに、気になる一冊と出会いました。フリーランスで働きたい人に向けた教科書的な本です。これから就労訓練を受けようという状況で買うには、いささかおかしな話かなとも感じたのですけれど、フリーランスという働きかたに興味があったため、iBookにて購入しました。

実際に読んでみたところ、さすが15年以上もフリーランスで生活されてきたかたが書いただけあって、とても具体的でわかりやすい内容でした。参考になります。どちらかと言えば、クリエイター的なフリーランスを目指す人に、より適した内容になっているように感じました。

今の時点では、専門スキルがなくビジネスに関する基礎知識も乏しいわたしには、フリーランスはとても難しい生きかただなあという事実も理解できました。

ただ、正直なところを言えば、フリーランスという働きかたはやっぱり憧れます。というのも、わたしは平日に訪問看護や定期診察を受けなければなりません。また、地域猫活動をおこなっているから、ある程度の時間も欲しいです。なによりも小説家になるという夢を叶えるため、執筆する時間も欲しい。それらの要望を叶えやすい働きかたとして、フリーランスを魅力的に感じられたんです。

大変ですし、デメリットもある働きかたなんですが、それでも憧れますね。

友人から仕事に関して話を聞く。

ところで今日は、自動車保険の契約を結ぶために在宅していたのでした。約束の時間にいらした友人と保険内容や契約の最終確認をし、契約を結ぶことを決めました。車両保険を省いたから、予算を抑えられてホッとしました。

でね、次のお客さまのところに向かうまで時間がある、ということでしたから、一緒にごはんを食べる流れになりました。そこからわたしは以前から抱いていた疑問をぶつけたのです。ちょうど就労支援のサービスを受けようとしているという世間話をしたから、タイミング的に疑問をぶつけやすかったのです。

どんな疑問かと申しますと、会社勤めの人の働きかた。どんなスケジュールで働いているのか、たとえば今回のように仕事途中で外出した場合、どこまで許されるのか。彼女は保険会社勤めだから個人事業主に近いんだけど、と前置きして、いろいろなことを教えてくれました。

新鮮でした。わたしには販売職の経験しかありません。店舗に行って、お客さまをお迎えし、要望に応じて商品を販売する。そういう働きかたしか知らなかったのです。だから、そういう働きかたがあるのか、と新鮮な気持ちになりました。

定時に職場に行って、一定時間働いて、帰宅する。そんな活動が難しいからこそ、わたしは障害年金で暮らしてきたのです。でも世の中にはいろんな労働の形があるという事実を知って、わたしはちょっと明るい気持ちになりました。

やっぱりね、この持病は足を引っ張ります。いろんなところで。だから就労も諦めていたんですけれど、将来を真っ暗にも感じていたんですけれど、少なくとも労働自体を諦めなくてもいいのだ、とも感じられて、嬉しくなったのでした。

まあ、この感覚はまだ、甘いんだろうなあ、とも思ってるんですけれど。

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