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「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

メルカリに初出品。

不用品を手放そうとするとき、皆さんにはどんな手段がありますか?

わたしの場合は、ものによります。まず、本でしたら古本屋さんに売りに行きます。服などなら、友達に訊ねて回ります。そうして必要だという人が見つからなければ、しぶしぶ廃棄します。

そんなわたしでしたが、新しい手段を見つけました。
それが、メルカリです。

目次

メルカリとは。

メルカリとは、無料で使えるフリマアプリです。

フリマ自体は、たまに公園で見たことがあります。正式名称はフリーマーケット。家にある不用品を交換したり、売買するイベントですよね。それっぽくいうなら、古物市か蚤の市? たまにフリマで堀出し物を見つけた、という話を聞いては、なかなか素敵なイベントだなあと思っていました。

そしてフリマアプリとは、そのフリマをネット上でできるようにしたアプリ。スマホで不用品を撮影して出品すると、欲しい人が買ってくれるのですね。また逆に、出品されているものから欲しいものを購入することもできるそうです。よく知られているフリマアプリが今回わたしが使ったメルカリですが、他にも楽天フリマアプリとかジモティーとか、いろいろあります。

そのいろいろあるフリマアプリから、なぜメルカリを選んだかと申しますと、単純に、毎日読むブロガーさんがメルカリ利用者さんだったからです。ブログによく登場するから、メルカリに対して「便利そう」というイメージを抱いていたのですね。

メルカリを始められなかった理由。

とはいうものの、自分でメルカリを始めようという気持ちはありませんでした。なぜかというと、理由はいくつかあります。

・メルカリで物を購入するという発想がなかった。
・手放したい不要物が売れたとしても発想が大変そうだった。
・見知らぬかたがたと金銭を挟んだやり取りをすることが怖かった。

こんなにメルカリ利用をためらう理由があったにも関わらず、始めたきっかけは何かと申しますと、それはもう、理由はただひとつです。

使った経験がないのに、物事がわかるわけがない!

唐突に、そう思い至ったのです。

もっと細かくいうなら、わたしなりに気に入って購入したはずの不用品が客観的にみてもまだまだ美品で使えるのに、貰い手が見つからなかったのです。このままでは廃棄するしかない、こんなに綺麗なのにもったいないよ〜と嘆いたときに、メルカリの存在に思い至ったのでした。

ですから思い切って、iPhoneにメルカリアプリをDLしてみたのですよ。ええ、やってみないと物事の良し悪しなんて分かりませんからね。

メルカリで行ったこと(iPhone版)

さて、そんなわけでメルカリを始めると決めたわたしが、実際にこなした作業を順番に書いていきます。

今回、わたしが出品した物品は、二年ほど昔に購入した、A5サイズのシステム手帳とバイブルサイズのシステム手帳です。どちらも目立った傷もなく、また、あまり使うこともなかったため、美品といってもいい状態でした。

物置から物品を取り出した状態で、アプリをDLしたのですね。それからどう動いたのか、思い出しながら書いてみますと……。

1・app storeからメルカリアプリをDLする。
2・アプリを開いて、メールアドレスで新規登録を行う。
3・下部のメニュー「出品」を選んで「売れるかどうかチェックする」を選ぶ。
4・物品の写真を撮る。売れる価格目安を教えられる。
5・説明の文章を添えて、価格を決めて出品する。
6・「あとよろメルカリ便を利用する」を選ぶ。
7・出品したリストから「あとよろ」で倉庫に預ける物品を選ぶ。
8・選んだ物品の出品が公開停止状態になる。
9・100円ショップで梱包材を購入して物品を梱包する。
10・「あとよろ」で集荷依頼をして物品を発送する。
11・倉庫に物品が到着したら、到着した物品と出品リストを紐づける。
12・出品が再び公開される。←イマココ!

まず、1〜9までの作業は、その日のうちに終わりました。あまり時間もかかっていません。100円ショップに行く時間も含めて、1時間もかかっていないでしょう。そのくらい、メルカリでは出品しやすいなあと感じました。

ところで、作業一覧を読んだときに、「あれ」と思われた人も多いでしょう。

「あとよろメルカリ便を利用する」って何? と。

あとよろメルカリ便とは、出品に関するお悩みを解決するサービスです。
どんな悩みかと申しますと、

・売れるまでおうちが片付けられない。
・正しい送りかたがわからない。
・梱包・発送が大変そう。

そう。まさしくメルカリを始める前のわたしが抱いていた悩みを解決してくれるサービスなのですね。はじめての出品にもおすすめのサービスとあり、わたしはさっそく選んでみたのです。

どういうサービスかと申しますと、売れる前の商品を出品する自分の代わりに倉庫で保管してくれて、さらに売れた後は倉庫から梱包・発送してくれる、というサービスです。

それはとっても楽ちんだな、と考えました。

わたしがまだ学生時代の時、Yahoo!オークションを利用したことがあるのですけれど、物品の発送にいちばん気を遣ったからです。今回の出品対象はそんなに気を遣うほどのものではないけれど、プロに任せることができるなら任せたい。そう考えて、こちらを利用したのですが。

あとよろメルカリ便を使うときの注意点。

倉庫に物品を送る発送料と、倉庫での2ヶ月間の保管料金は無料です。

ただし、売れた商品の梱包・配送料金と売れ残った商品の返却手数料、保管期限の利用延長料金にはサービス利用料が必要になります!

売れた商品の梱包・配送料金はそれぞれサイズ別に違ってきますが、返却手数料は一律980円、延長料金は保管期限の翌日から30日間で500円かかります。

だから便利そうだなあ、と思ってもよくよく考えて利用してくださいね。わたしは現在、出品したものの「2ヶ月以内にちゃんと売れてくれるんだろうか」という不安が膨らんでいる状態ですから、このサービスについて是非を言えない状況です。(まだね!)

おわりに。

まさに今日から、初出品したわけですから、とってもどきどきしています。

システム手帳を求めているかたの、目に留まりやすい説明文を書けているだろうか。物品のカテゴリを間違えているんじゃないだろうか。そもそも設定した金額で売れるんだろうか。

そのあたりをうろうろ思い惑いながら、同時に、すごい、と感じています。

知人の一人に、メルカリをたくさん利用しているかたがいらっしゃるんですけれど、そのかたはこうしたドキドキをやり過ごして取引を完了させているんだなあ、すごいなあ、と感心してしまってます。わたしはもう、どうしたらいいの、と、戸惑いながら自分に対して、落ち着け、と言い聞かせてる状況です。

はじめての経験って本当にドキドキしますね。

もし今後、何らかの動きがありましたら、またブログにて報告しようかな、と考えています。取引がないまま終了することになったとしても、それもまた、いい経験になると思います。

物事って始めなければ、経験しなければわからない。

今回の出来事でわたしは強くそう感じましたよ。とりあえず、物おじせずにメルカリを利用しているかたって、すごいなあ、と感じています。

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