MENU
「24時間、料理の注文を承ります。」

公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

試し読み

公式本。

その発売を知ってから、ソワソワと発売日を待っていました。

なんの発売かと申しますと、あのトラベラーズノートの公式本です! こちら、2021年9月25日に発売になったのですよ〜いやっふう!

目次

トラベラーズノートとは。

「毎日を旅するように過ごすノート」をコンセプトに、株式会社デザインフィルから、2006年に発売されたノートです。現在では同じコンセプトのもと、さまざまなステーショナリーも抱えた人気ブランドになっています。

構成はとてもシンプル。タイのチェンマイで製造された牛革のカバーと、国内でこだわって製造された綴じ手帳を組み合わせて使います。

自由度が高いデザインですから、カバーにチャームをつけたり手帳にシールを貼ったり、カスタマイズして使う人が多いようですね。サイズは二種類、レギュラー(A5スリム)サイズとパスポートサイズ。カバーも四種類、ブラックとブラウン、ブルーとキャメルが発売されています。

そして、発売から十五周年となる2021年に、ユーザーの使用例やノートスタイル、製造現場などを紹介した公式本が発売される流れとなったのでした。

公式本が発売されました。

ノートが好きなわたくし。

トラベラーズノートの初公式本も、もちろん購入しました。どこから購入したかと申しますと、……近所の本屋さん今回ばかりはごめんなさい……公式オンラインストアで購入しました。先着ですが、さまざまなリフィルの書き心地を試せるノートがおまけになる、とあったから、こちらから買うしかなかろう、と考えたのですよ。

発売日を迎えた25日は、一日中、ソワソワしていましたねえ。

24日のうちに、オンラインストアから発送のお知らせがありました。宅配会社からも荷物到着のお知らせが届きました。お問い合わせ番号を宅配会社のサイトに入力したら、「配達中」となってる! いつ来るの、いつ来るの? と落ち着かない気持ちになっていました。

だからこそ、届いて開封した時には、喜びもひとしおです。

記念にパチリと写真を撮って。いそいそと本を開きました。しっかりとした装丁でね、表紙のさわり心地がちょっと他と違ってて、ドキッ。手にずしっとくる重みにドキッ。思い切って開いたページにドキドキッ、という感じ。

や〜。ただでさえトラベラーズノートってときめく存在なのに。

さすがは公式本といいますか。ときめく要素がたっぷりですよ。持った感触から違うんだもの。まずは軽く、パラパラっとめくり、「ニヒヒ」と笑いました。なんだか、笑いが自然とこみ上げてくるんですもん。それからね、ユーザーさんたちの使用例を見て、写真に掲載されている、皆さんの年季の入ったカバーにじんわりして。

もう、夕食の支度も放っておいて、読み耽っていました。ん、いーの。適当にプロテインシェイクを飲んだらお腹いっぱいになったから、これでいいの。

わたしのトラベラーズノート経験。

実は、……ここまで盛り上がっておいて、打ち明けるのはためらわれます。

わたし、トラベラーズノートを使ったことがありません!

東急ハンズやロフトで見かけて、そのたびにドキドキしていたのですけれど、実は購入したことがなかったのです。

理由はただひとつ、「トラベラーズ」ノートだから。

つまり、旅をする人が使うノートなんだ、と思い込んでいたんですよ。日常使いには不便なノートなのかな〜っと本気で思ってました。さすが外国、いろいろなものがあるなあ、とまで思ってました。ええ、当時は日本の会社が発売したノートだなんて知らなかったですから……。

恥ずかしいですよね、本当に思い込みです。たとえそうでも、使い方は人それぞれなんだから、そんなに気になるなら購入したらよかったのに!

だから今、使ってるんです♪

レギュラーサイズのリフィル、週間バーチカルフリーダイアリーを、今週から使っています。万年筆ではなく、四色ボールペンで書いています。

するとね、書き心地がいいんですよ〜。レギュラーはたっぷり書けるサイズだし、予定を細々と書いていると楽しくなっちゃう。

毎朝の体重や体脂肪率、運動したかどうかまで書いてますよ。ええ、早くも他人に見せられないノートと化してます。むしろ書き込んでいくことが楽しくて、早く時間が経過しないかな、と思う時もあります。時間が過ぎたら、それだけ書き込める内容が増えるわけですからね!

カバーは現在、注文中。

ちなみに、そのままでもおしゃれな牛革のカバーをどうしたかと申しますと。

わたしはオンラインストアでブラウン色のカバーを購入しました。なぜわざわざオンラインストアで購入したのかと申しますと、名入れができるから!!

そう。だから先に、リフィルだけを使用しているのでした。

今月の14日に、公式オンラインストアでカバーと色々なアイテムを購入しつつ、一緒に名入れも依頼してね。現在は職人さんに名前を掘り込まれたカバーが到着してくれる時を待っている状態です。なかなかの期間です。でも待つだけの甲斐はあると思っています。

なぜってオリジナルマーク付きで名入れができるんですもん。

そのオリジナルマークがおしゃれなんですよねえ。わたしは列車のマークにしましたけれど、万年筆とか色々あって目に楽しい。まさに世界に一冊だけの自分の手帳、という感じに仕上がってくれるから、楽しみにしてるんですよ。

ただ、悔いがあるとしたら、カバーの色をキャメルにするべきだったかなあ、ということ。ギリギリまで迷ったんですよ。わたしの好みはブラウン、でも持っている筆箱がキャメル。だったらセットで持てるようにキャメルにしたほうがよかったんじゃないの!? と考えたのです。

でも最終的な決断は本能だったんですよう。ブラウンがイイっと思ってしまったの。だから悔いがあるといっても、そこまで深刻な後悔ではないのでした。

おわりに。

まだ9月が終わろうとしているだけの時期に、来年が楽しみです、なんて書いたら、それこそ鬼が笑ってしまいますね。

でも正直な気持ちです。

なぜ来年が楽しみかというと、来年こそトラベラーズノートを中心に手帳を書いていくと決めているからです。

今月に入って、2022年の手帳会議を何度も繰り返してきました。今使っている手帳に愛着があるだけに、とっても迷いました。それでも、来年はトラベラーズノートを使おうと考えた理由は、やっぱり憧れは遠くにとっておくものではないなあ、と感じたからです。使ってみたいと感じたなら、今、使うべきでしょう! そう結論づけたからです。

届いた公式本は、その決断を頼もしく肯定してくれたように感じます。

世の中には素敵な手帳がいっぱいあります。それでももし、トラベラーズノートに惹かれるものを感じ取っているなら、思い切って手に取ってみませんか?

この本はそう感じさせてくれる一冊だなあ、と感じました。

目次