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公開している創作を大幅に書き直して、2022年11月、文芸社より発行していただきました。

現在、発売中です。

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10年後を考えるように。

今日はMacBookではなく、iPadから記事を書いています。

iPadから何事もなく更新できたら、MacBookを購入しなくてもいいかなあと思いついたのですよ。だからドキドキしながら文章を打っているところ。ワイヤレスキーボードを使って文章を打っているのですが、今のところ、問題なく打てているから安心しつつあります。

なぜって今年の夏は、車検もあるんですよう。できれば出費は抑えたいの。や、新しいMacBookを買うという響きに、ときめくものはありましたが、現実的な出費の前にはときめきも消えます。

さてさて、今日は何について書こうかなあ。

今、頭でいっぱいになってる問いかけについて書いちゃっていいかしら。昨日、またもや友達に誘われてセミナーに行ってきたのですけれど、その時、スピーカーさんからの問いかけに頭がいっぱいです。

ズバリ、10年後を考えていますか? という問いかけ。

これはわたし個人ではなく、会場の皆さんにされた問いかけです。多くの人が思わず考え込んでしまったのではないかしら。生活の不安って毎日のしあわせと表裏一体だから、いざ問いかけられたときに、ドキってしてしまうもの。

え、こういうの、わたしだけ?

わたしはドキッとしましたよ。でも全く考えてないわけではなくて、むしろ逆。10年後について考えるなんてしょっちゅうです。たとえば、かわいい飼い猫と遊んだ時、いつまでこの子と一緒にいられるんだろう、と考えます。たとえば、生活費を計算するとき、いつまでこの生活を続けることができるだろう、と考えます。他に、趣味の小説を考える時とか、オンラインゲームを遊ぶ時、いつまで変わらないでいられるだろう、と考えます。

未来について不安がるなんて、ずいぶん恵まれてるんだなあ、と思います。事実、これまでの人生で困窮してた時には未来を不安がる余裕なんてなかったもの。苦しくてたまらない状況から抜け出すための方法を試みるだけで手一杯だった。だから今、余裕があるのだなあ、と感慨深くなります。

そうはいっても、ギリギリの余裕なんですけれどね。

ただ、未来について考えるとき、わたしは思い出す漫画があります。よしながふみさんの「きのう何食べた?」に登場する場面です。親への援助を始めた主人公が「しんどい」と相方に打ち明けて、「でもさ」と言ってもらう場面。

「けどさシロさん。シロさん自身、ずっとこうしてつつましく暮らしてきた訳じゃない? なら別にこれからだってシロさんは全くおなじよーに暮らしていけばいいだけの話じゃないの?」(きのう何食べた? 三巻96ページより)

そうか、と、ストンと飛び込んできた言葉です。

だから今日。10年後を、未来を考えるなら、今日の、現在の生活を大切につつましく過ごしたらいいんだよな、とわたしは考えるのでした。とはいうものの、わたしはこの漫画の主人公のように、一生働き続けられる職業にある訳ではないから、その違いをちゃんと認識しないといけないのですけれど!!

とりあえず、ちゃんとiPadで投稿できそうだからMacbookの購入は見送りかな〜? その分、節約して貯金にまわそう!

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