新年の目標。
就労支援のビジネスプログラムで、興味深い考えを教えられました。
長期休暇の過ごし方を考え、そこからの働き方を見直そう、というタイトルのプログラムで教えられたのです。
つまりね、長期休暇から仕事に復帰したばかりの時期は、自律神経が乱れているにもかかわらず、休暇前と同じように働こうとするために焦りが生じやすい。結果、ますます調子を崩しやすい。悪循環にも陥りやすい。
だから長期休暇から仕事に復帰したときは、無理せず、自律神経を立て直すことをまず、考えましょう。
というわけで、いくつか自律神経を立て直す方法を教えていただいたのですよ。曰く、睡眠を優先して就寝時間を早くする、休日も起床時間を変えない、ストレッチやマッサージを行う、朝食を必ず食べる、などなど。
そして無理なく仕事のスタートを切る工夫として、「新年の抱負は1月下旬から」という工夫も教わりました。
なぜなら、新年の時期は、ある種の興奮状態にあるから、地に足がついた目標を立てられないようなのです。だから、あえて遅い期間に目標を立てることで、準備期間をもうけることができる。結果、目標を達成しやすい、というわけですね。
この考えは、とても興味深くて印象に残りました。少なくとも、これまでに知らなかった考えでしたよ。
でもごもっともだなあ、と感じました。新年ってなんでも出来そうな気持ちになるんです。可能性に満ちている。地に足がついていない目標でも達成できそうな気持ちになってるから、ちょっとだけ、新年のわたしって軽はずみなのですよね。
だから一月の下旬に目標を考えたら。
特に、もし、今の時点で「もう新年の目標を達成できない〜」と考えている人がいるならば、是非とも知らせたい考えだと思いました。新年の目標を達成できないと思ってしまったからこそ、これからの時期は叶えられそうな目標を考えられる時期なんですよってお伝えしたい。
わたしも同じなんです。お正月期間に、一ヶ月3kg痩せる、という目標を立ててしまいましたが、今はちょいと現実的になって一ヶ月1kg減らす、という目標に修正しました。
そんな感じでいいじゃないですか。いまからでも遅くないじゃないですか。
新年の目標は、1月下旬から。ね、この工夫を、ちょいと取り入れてみませんか?